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G9 PRO vs E-M1 markII AF追従性能比較テスト




平成30年9月北海道地震緊急災害支援募金(Yahoo!基金) - Yahoo!ネット募金

一般的にはAFスピードが劣ると言われるコントラストAF。それを採用しているのがパナソニックLUMIX G9 PRO(DC-G9)です。

それに対して、AF性能の高いと言われる像面位相差を採用しコントラストAFと合わせて精度を高めているオリンパスE-M1 markII になります。

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ただ、LUMIX G9 PROはパナソニック独自である空間認識技術(DFDテクノロジー)を用いて世界最速0.04秒*1のAFスピードをうたっています。

よく、パナソニックはコントラストAFだからAF性能(スピード)が悪くて…とおしゃる方がいますが、こういう人は触ったことすらなくステレオタイプで適当に語ってるんだなぁと思わざるを得ません。パナソニックのコントラストAF速度は爆速です。

ま、自分もGX7 markIIを買った時に初めて体感したんですけどね。その時のツイートです。

これより G9 PROは早いわけですよ。



AF追従性能はどうなのか

そこで特に奥行き方向への追従性能が劣ると言われる一般的なコントラストAFなのですが、LUMIX G9 PROがどこまで奮闘するかE-M1 markIIと比較テストしてみました。


テスト条件

時速30km/h程度のスピードで華麗に疾走する愛車を撮影。

f:id:toshiboo777:20181006155624j:plain ビュイ〜ン


使用したレンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO ともう一つ LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S. の二本。

それぞれ60mm付近にて(35mm換算120mm)絞り開放。電子シャッターAF追従連写。

AFエリアはE-M1 markIIが中央9点、G9 PROはカスタムマルチ中央部37点としました。測距点数は違えどAFエリアの範囲は近くなります。

EVFは双方とも60fpsにて撮影しました。


一応スペックとしては

E-M1 markIIがAF追従連写で秒間18コマ、G9 PROが秒間20コマとなっております。(いずれも電子シャッター使用の高速連写モード)


高速連写体験としてはG9 PROが素晴らしい

テスト結果の前に、連写テストをしていて思ったのが、G9 PROの連写体験が素晴らしかったです。

巨大かつ明瞭なファインダーで、クラスター表示にて常に動く複数の合焦点を光らせながら、ブラックアウトせずに連写できるというのは近未来すら感じました。いやーすごいですね。楽しいです。

この後E-M1 markIIのファインダーを覗くと、少々寂しさすら感じました…まあ、普通なんですけどね(^^;


こんな感じで400枚以上撮りました。

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E-M1 markIIの撮影コマ数/秒

タイムスタンプベースで秒間のコマ数を数えてみると平均秒間17コマでした。

これはどちらのレンズでも変わりありませんでした。


G9 PROの撮影コマ数/秒

こちらはレンズによって差があり

40-150mm F2.8 PROでは秒間15コマ

12-60mm/F2.8-4.0 では秒間20コマとなりました。

すみません、やたらとコマ速が落ちているなと思ったら、フォーカス/レリーズ優先設定が「バランス」になってました。 2段階かと思っていましたらその中間の設定があったんですね(^^;

まあ、逆に言うとそのバランス設定でもパナソニックライカレンズだとフル性能を発揮できるということでしょう。

E-M1 markIIの方はちゃんとレリーズ優先になっておりました。


判定基準

基準としては黒い車体ですのでコントラストのあるナンバー部分が中央に来るようにフレーミングして、等倍表示したナンバーのピント具合で判断しました。

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結果

ざっと見ていって、一番大きくピントが外れたものでも上の画像のNG例くらいなので、基本どれも優秀だと思います。

トータル400枚以上撮影して全く追従していないような画像はありませんでした。

という感じで拡大した上の画像の中間くらいよりシビアな位置に分岐点をおいて1秒間のOK NGを数えてみました。

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サンプル数は少ないですがどこの1秒を切り出してもおおよそこのくらいです。 もちろん被写体との距離が遠いほど被写界深度が深くなりピント外れは少なくなるので、数える範囲を同じくらいの距離になるよう調整しました。

G9 PRO + LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 の結果がとても良かったです。

G9 PROの 40-150F2.8 PROに関しては前記の通りフォーカス/レリーズ優先設定が「バランス」になっていたため撮影枚数自体が少なくなってしまいました。

レリーズがおりなかったと言うことは合焦できなかったからとも言えるので、撮れなかった5枚もNGとして数えるならばヒット率は60%になってしまいます。またの機会に設定をレリーズ優先に変えてちゃんとテストしてみたいと思います。

それでも秒間12枚のきっちり合焦した画像を残せるのですから、枚数的には必要十分かもしれません。


今回は被写体も大きく、ほぼ一定のスピードということもあり、フラッグシップ機にとってはかなりイージーなテストだったかもしれませんが、像面位相差を用いたE-M1 markIIにコントラストAFと空間認識テクノロジーのLUMIX G9 PROが十分対抗できる、もしくは超えるAF性能だということがわかりました。

実際、レーシングカーや電車や飛行機のように高速なものや、野鳥のような小さな被写体に対してどのくらい性能発揮できるかこのテストではわからない部分も多いので、フィールドで実践してみたいと思います!とりあえず鳥かな!?


ようやくE-M1 markIIを手放す決心がつきそうです。(買取価格が下がって、再び迷ってます(笑))

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この性能でこの価格ってほんと泣けるほど安い、今ならキャッシュバックもやってますし…(2018年11月4日まで)

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*1:G9 PROより前に発売されたキヤノン EOS Kiss X9i のデュアルピクセル CMOS AFは 世界最速0.03秒 🤔 SONY RX10 IVも世界最速0.03…これはコンデジか。