無事発売日ゲットしたSONY α7R V 。
前回、まずは「気になるポイント」をお伝えしました。
非常に良いカメラだけに、よくないところが気になっちゃうんですよね。
LUMIX S1R、S5、SIGMA fpから乗り換えた初めてのαシリーズということもあって、不慣れな部分も多くてついつい書きすぎてしまいました。
今回は、α7R Vの最高に良いと思ったポイントをお伝えしたいと思います!
- ああなんと美しい!EVF
- アングル自由自在!4軸マルチアングル液晶
- めっちゃ明るい!高輝度液晶
- ダイヤルが4つも!
- AF-ONが押しやすい
- ジョイスティックが使いやすい
- まあまあ良く効く手ブレ補正
- 一度使ったらやめられない!被写体認識AF
- こんなに写るの!6100万画素
- ああ素晴らしき撮影体験
ああなんと美しい!EVF
約944万ドットのOLEDビューファインダーはそのスペック通り、大変素晴らしいものでした。
今まで使っていて史上最高に見やすいと思っていたLUMIX S1Rのファインダーにも引けを取らない感じです。
S1Rは先に下取りに出してしまったので、同時に比べられなくてもどかしいところです。
ただ、0.9倍という大きさはとても素晴らしいのですが、メガネをかけているとちょっと隅まで見えづらいかなとは思います。
縮小表示も選べるのですが、それだとちょっと小さすぎる気がするので中間も欲しかったです。
しかし、美しいファインダーで撮影するのは楽しいですね。
アングル自由自在!4軸マルチアングル液晶
α7R Vのアイデンティティとも言える特徴的なバリアングルチルト液晶(4軸マルチアングル液晶)ですが、思っていた以上に使いやすかったです。
1アクションで展開できるチルトの素早さに、縦位置ローアングルや自撮りにも使えるバリアングルの便利さが重なると、まあ文句のつけようがない使い勝手です。
ただ、ちょっと複雑な構造ではあるので故障しやすいんじゃないかという不安はあります。
触った感触では問題はなく、頑丈に作ってあると思いますが、単純なチルトやバリアングルに比べると壊れやすい要素は多いかと思います。
めっちゃ明るい!高輝度液晶
その背面液晶の表示がとても綺麗です。
3.2型と大きく約210万ドットと高精細なこともあるのですが、とにかく輝度が高くて見やすいです。
さらに明るくなる屋外晴天モードも備え、文字通り晴天の下でも非常に視認性が高いです。
暗くて見えづらいカメラも多いんですよね😅
そうなると撮影テンションだだ下がりで…
ただこれはオートで切り替えや輝度調節はしてくれません。
手動で切り替えてやる必要があります。
このためにボタンを一つ割り振りました。
ダイヤルが4つも!
露出補正ダイヤルが、後Rダイヤルとなりカスタマイズ可能となりました。
露出補正ダイヤル撲滅委員会としてはとても喜ばしいことです。
とは言え意外と割り当てられる機能が少なかったりします。
ドライブモードを割り当てようとしたらできませんでした。
というわけでISO感度を割り当てました。
露出3大要素がダイヤルで変更できるようになったのは快適です。
しかしISO感度が1/3段ずつしか変えられないのはちょっと面倒です…。
AF-ONが押しやすい
グリップの形状や前ダイヤル、モードダイヤルの触りづらさには苦言を呈してしまいましたが、背面はすこぶる快適です。
まず、AF-ONボタンが非常に押しやすいです。
押してくれと言わんばかりに出っぱっていて、ボタンも大きいです。
シャッターを切る度必ず使うボタンだけに重要です。
ジョイスティックが使いやすい
ジョイスティックも大きく出っぱっていてとても操作性が良いです。
きちんと8方向、斜めも入力できて快適です。
これもよく使いますからね。良いです。
ソニー意外とわかってるじゃん感が出てきました。
まあまあ良く効く手ブレ補正
正直、LUMIX S1シリーズや、マイクロフォーサーズ機に比べると物足りなさは感じます。
8段分とはうたっていますが、よくて5〜6段分な感覚です。あくまで感覚ですが。
しかしながら、概ねよく効く手ブレ補正だと思います。
ファインダーがピタッと止まってくれると安心感がありますよね。
ファームウェアアップデートを施した100-400mm GMをつけると効きの良さをより実感できました。
一度使ったらやめられない!被写体認識AF
なんと言ってもこれです。被写体認識AFがやばいです。
まだ鳥と人物しか試せていませんが、それぞれの瞳にしつこく食らいついてくれます。
α7 IVでは認識しなかったマスク姿でも瞳認識してくれます。
いやー、この世にはこんな楽なオートフォーカスがあるんですね。
感動しました。
正直、他の部分はもっと良いカメラが色々あるかと思いますが、このAFだけは飛び抜けているんじゃないでしょうか。
もう以前使っていたカメラのAFには戻れないなと思いました。
こんなに写るの!6100万画素
6100万画素。
デカすぎる。
確かにいらない。
データ重いし、扱いづらい。
そんなふうに思ってました。
実際ばっちし撮れている写真を拡大してみてみると、びっくりするほど解像しているんですよね。
確かに日常スナップには大きすぎるかもしれませんが、二度と撮れないような景色や被写体に出会った時、この解像度で撮っていなかったら後悔するんじゃないかと思いました。
Lightroomで圧縮RAWを取り込んでみましたが、プレビューさえできてしまえば割と快適に扱えました。(iMac2019、3.6 GHz 8コアIntel Core i9、Radeon Pro 580X 8 GB)ただプレビューができるまでは遅いです。プレビューができるまでも時間がかかります。
日常スナップでもピント合焦面を拡大してニヤニヤしてしまう楽しみを覚えてしまいました。
ああ素晴らしき撮影体験
これまで述べた、美しいEVFと見やすい背面液晶、操作性、手ブレ補正、特に優れたAFで撮影体験がとても良いものになっています。
まあ、撮っていてストレスなく楽しい。
被写体がいればノーファインダーでも合焦してくれるAF。
横位置ローアングルからくるっと縦位置ローアングルにも切り替えられるバリチル(バリアングルチルト液晶)
クリアで大きく美しく明るい液晶モニター
精細で大きく美しいEVF
撮影中も、撮影結果を確認したときも、自分の腕が上がったんじゃないかと勘違いさせてくれて、とても撮影テンションが上がります。
ほんとこの撮影体験の向上こそカメラにとって一番大切なことだなと、改めて思いました。
購入以降、なかなか天候に恵まれておらず、なかなかお見せできるほど作例が撮れていませんが、チャンスを見つけたくさんの写真を残していこうかと思います!