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カメラでハッピーライフ!

Canon EOS R5 / R6が本気すぎて心が動いた件

R5


リーク情報が漏れ漏れだったCanon EOS R5/6ですが、ようやく正式発表されました。

4500万画素 8K30P 4K120P の EOS R5

2010万画素 4K60P FHD120P の EOS R6

となります。

細かなスペック的なことはさんざんいろんなメディアやYoutuberが語られていますのではしょりますが、筆者としては久々にキヤノンが本気だと思えたので書いてみたいと思います。

もともと長年のキヤノンユーザーでキヤノン愛に溢れる筆者ですが、ぶっちゃけ最近のキヤノンには愛想が尽きていました。が、久々に本気で欲しくなってしまいました。買えませんが😅



最大8段分!ボディ内5軸手ブレ補正がすげー!

手ブレ補正


なんといっても、待望のボディ内5軸手ブレ補正が搭載されました。キヤノン初です。

昔はあれほどレンズ内補正のメリットを言っていましたが、ミラーレスとなってしまえばボディ内手ブレ補正でもファインダー像止まりますもんね。

レンズ内じゃ多くても4軸補正でロール方向は補正できませんし、何より手ブレ補正レンズを買わないと手ブレ補正が全く効かないですからね。当たり前ですが。


しかも、それが最大8段分の補正と来たもんです。

なんかオリンパスが6.5段補正を達成した時、もはや地軸の問題でこれ以上ムリぽ…って言ってたのをあっさりと超えてきました。初めてのセンサー手ブレ補正で。どこに技術やノウハウを蓄積してたんでしょうか。

オリンパスはその後E-M1Xで7.5段分を実現していますがそれをも上回ってます。

まあ、段数はあくまで目安に過ぎないので、実際に使って本当にオリンパス以上なのかはわかりませんが、スペック的には度肝を抜かれる数字を出してきました。

パナソニックのDual I.S.2やオリンパスのシンクロ手ブレ補正のように、 レンズ内とボディ内、両方で同調補正ができるようです。


こうなってくると、アダプター経由といえども純正状態で使える膨大なEFレンズ群に全部手ブレ補正が効いちゃうんですよね。 すごくないですか?!オールドEOSユーザーからすると夢のようです。


EOS iTR AF X の人物動物瞳顔全検出がヤバい

ディープラーニングによる人物動物瞳顔全認識AF EOS iTR AF X が搭載されました。

ちょっとキヤノンの公式発表動画をみたら、追従具合がめっちゃヤバかったです。



動画を見る限りでは瞳の追従なんかもSONYばりですし、 飛んでるカモメの瞳なんかにもロックオンしていてびっくりしました。

あれほどの大きさでフレームに捉えているからというのもあると思いますが、それにしてもすごいです。

犬も、結構小さい段階から全身認識できているんで期待大です。


飛んでるもっと小さな鳥や木の枝が多数ある中に留まっている鳥なんかまでピントが来るかは今後のレビューを待ちたいところです。


LUMIX G9 PROの動物認識だと、動物園ではほとんどのシーンでガンガン動物にピントが行きますが、実際フィールドで鳥を撮ろうとしても意外とAF行かなかったりするんですよね。


操作性がめっちゃ良さそう

3つのダイヤル


メインダイヤルと2つのサブ電子ダイヤルがボディに搭載されています。これだけでも使いやすそうですが、コントロールリング搭載レンズだと計4つのダイヤルを使用することができます。

G9 PRO や S1Rを使っていて3つのダイヤルの便利さをすごく実感しているので、4つになるとどうなるのかワクワクします。

一つはレンズ側のコントロールリングってのが良いですよね。 近接してる混同するってのもありますし。

何を割り当てていいか、まだわかりませんが(笑) 


ちゃんとジョイスティックもついていいですよね。

あのRの謎バーは二度と搭載されることはないのでしょうか。

EOS 6Dで唯一苦手だった右肩の5連ボタンも無いですし、操作性がすこぶる良さそうな予感しかしません。


約576万ドット 120fps EVF

やっとS1 / S1R に追いつきましたねw

いや、EVFの美しさは重要です。

撮影テンションが全然上がるんですよね。


AF追従 メカ12、電子20コマ/秒 の高速連写

きっちりSONY α7勢の 10コマ/秒を上回ってきました。

しかも電子シャッターなら20コマ/秒。

4500万画素で20コマ/秒は帰ってから色々大変なことになりそうですが、それにしてもすごいです。


EOS R6 キャッチコピー


あ、そういえばR6のコピーは「フルサイズミラーレスの新標準へ。」ですってwww

めっちゃ既視感。ガチでケンカ売りに行ってますね〜w 2年半ばかし遅いですが😅

α7 III キャッチコピー


ちゃんとダブルスロット

  • R5は CFexpress Type B と SD UHS-II
  • R6は SD UHS-II × 2

それぞれちゃんとダブルスロットになっていて大切な日も安心です。


バリアングル液晶

2軸チルトじゃダメなんですよ!

真面目な話やっぱり単純チルトだと縦位置の撮影が不便です。

LUMIX S1 とか PENTAXみたいな3軸っぽいチルトはスチルだと最適解かもしれませんが、動画や自撮りのことも考えるとバリアングルが良いですよね。

チルト派の言う光軸の問題もわからんことないですが、経験上あんまり困ったこともないですね。


あとは価格

ようやくソニーに追いついただけという見方もできますが、ソニーが5年先行していたフルサイズミラーレスにおいて、この短期間でここまで迫ってくるとは思いませんでした。さすがキヤノン。本気を出したらすごいですね。

追いついたどころか、8K動画や連写速度、EVF性能、手ブレ補正なんかは完全に追い抜いちゃってますもんね。

噂の段階ではオーバースペックすぎて、80万円近く?え100万超え?!になるんじゃないかと予測していました。

蓋を開けてみると、オフィシャルストアで

  • EOS R5 が税込 50万6,000円
  • EOS R6 が税込 33万5,500円

となりました。

いや、普通に高いんですけどw、予想から比べるとなんだか安く感じてしまいます😂


キヤノンの攻撃に対し事前に守りを固めてるかのようにSONYはキャッシュバックキャンペーンが始まってますからねー。

https://www.sony.jp/camera/campaign/cb20ffml_summer/images/mainvisual.jpg

カメラグランプリ2020三冠受賞 α受賞記念キャンペーン


  • α7R IIIが実質約26万円
  • α7 IIIが実質約19万円

で買えちゃって、6250万画素の α7R IVだって実質33万円で買えますしね。

さすがにしばらくはαの安泰が続きそうな気もしますね。


それにしてもキヤノンの本気っぷりには久しぶりにちょっと心が動きました。 もうちょっと値段が下がったら行っちゃうかも!?


スペック比較

スペックの比較はオフィシャルをどうぞ

cweb.canon.jp