この度、ライカLマウントを全て売り払って、ソニーEマウントであるα7R Vを購入しました。
当然レンズもある程度揃えないといけないのですが、予算も限られていたため、超広角レンズは今まで使っていたSIGMA 14-24mm F2.8 DG DNをマウント交換サービスに出してみました。
SIGMAではレンズマウントの交換サービスをやっていて、フルサイズミラーレス用DG DNの場合は ライカLマウント ←→ ソニーEマウント 間で交換可能です。
中古を買い替えるより安かった
マウント交換サービスと言ってもタダではありません。
このレンズの場合は39,600円(税込、返却時の送料込)ほどかかります。
結構な金額ですので、下取りに出して中古レンズを購入するというパターンと悩ましいところです。
今回の14-24mm F2.8 DG DN Lマウントの買取価格は下取り交換、3%買取アップシール、株主優待なども含めて
67,260円でした(2022年11月時点、現在少し値上がりしてます)
中古美品の同レンズ ソニーEマウント版が132,800円でしたので追い銭は65,540円になります。
なのでマウント交換サービスの方が25,940円ほどお得だといえるかと思います。
逆だとどうだろう
これ、Lマウントレンズの買取が異常に安いのでこうなっちゃうんですが、逆にソニーEマウントからライカLマウントへの下取り中古購入だった場合はどうなのでしょうか。
下取りが込み込み94,400円(2022年12月時点、高い!)
Lマウントの中古美品が118,800円(2022年12月時点、安い!)ですので追い銭は24,400円となり、マウント交換サービスを使うより買い替えた方がお得な結果となりました。
こんなことでもLマウントの人気のなさが浮き彫りになりますね。
申込手順
まずはこちらのページより交換したいレンズがどのマウントへの交換が可能か調べてみましょう。
レンズによっても交換サービスの金額が異なります。
申し込みはシグマオンライン会員登録をして製品を登録したのち修理受付のフォームにて行います。
会員登録をせずに修理依頼票をダウンロードして申し込むこともできるようですが、修理依頼票がどこでダウンロードできるのかよくわかりませんでした。
筆者は会員登録をして申し込みましたが非常にスムーズでした。
素直に会員登録した方がよさそうです。
発送
発送は自分で梱包し、元払いにて宅配便などで会津の工場へ送ります。
引取りサービス(有料)もあるようですが、筆者は自分で送りました。
メールのやり取りがこまめで丁寧
申し込み完了後、製品到着後、修理完了時などこまめに担当者からメールにて連絡をいただきました。
とても安心感がありました。
発送から20日後到着
11月21日に工場へ到着、12月7日に発送連絡をいただきました。
輸送時間を除いて17日間かかったことになります。
説明には約2週間前後と書いてあったのでちょっと長かったかな。
まあ、師走ですし。
福島県から島根県ですので輸送時間も長め。輸送時間も含めると20日間かかりました。
とても綺麗
元々送った時の状態も綺麗だったのですが、さらに綺麗になって返ってきました。
梱包もとても丁寧ででした。
保証の紙とシグマロゴ入りクリーニングクロスもついてきました。
間違えて、修理に必要のないもの(後玉フィルターの型枠など)も入れていましたがそれも戻ってきました。Lマウントレンズのリアキャップまで戻ってきました。使い道はないですけど。
物を大切にしている気分が味わえる良いサービス
このレンズマウント交換サービスを使ってみて、すごくモノを大切にしている気分が味わえました。
気分というか、戻ってきたレンズを見て感慨深さすらありました。
あのLUMIX S1R で波をざっばーんと被りまくったレンズがα7R Vで再び使えるなんて!
レンズによっても交換費用が変わりますし、下取り価格や中古価格も変わりますので、お得かどうかはそのレンズによりますが、レンズに愛着を持てるなかなか良いサービスだなと思いました。
レンズの点検、光学性能の最適化、OH(どこまでされているかは不明)をしてもらえての価格と考えれば全然アリなんじゃないでしょうか。