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EXテレコンはどこまで使えるのか12-100mmF4 PROと12-200mmF3.5-6.3で比較してみた。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/toshiboo777/20190407/20190407161500.jpg

「G9のEXテレコンやデジタルズームは画質がどのくらい変わりますか?12-100と12-200で違いが知りたいです。」

ありがたいことにこんな質問をいただきました。

というわけで早速検証してみました。


EXテレコンとは

EXテレコンとは、カメラ内のデジタル処理によりテレコンバージョンレンズを使ったかのように最大2倍まで大きく写せる機能です。

LUMIX G9 PROの説明書によると「画質を劣化させずにさらに大きく撮ることができます。」と書いてあります。

そんな夢のようなことができるのか!?


色々調べてみますと、基本的には単なるトリミングですので、画素補完しないので画質が落ちないと言っているだけだったりします。解像度も画質の一要素と言えなくはないと思うのですが…😅解像度は落ちるけど画質は落ちないということらしいです。


とはいえ、実際のところM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROとM.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3の性能差と焦点距離が悩ましくて持ち出しをどちらにするかいつも迷うので、比較してみてどちらかを手放す判断材料にしたいと思います🤔。


EXテレコンの設定の仕方がわからない

いざ検証しようとしましたら、EXテレコンの設定の仕方がわからなくて、半日悩みました(笑)

  • RAW記録をOFF
  • JPEGの記録画素数を5M[EX S]にする( 1.4倍EXテレコンの場合は10M[EX M])

筆者が引っかかってたのはこの二つでした。

記録画素数を下げている前提で画質が劣化しないということなんですね😂

なんだか騙された感…


他にもこんな制約があります。

G9 PRO 説明書より
G9 PRO 説明書より


気を取り直して設定してみると、ファインダーを除いた状態がすでにトリミングされているので、まさにテレコンバージョンレンズをつけて撮影している感覚です。


EXテレコンのオススメ設定

今回の記事を書くにあたって実用的なEXテレコンの設定を考えてみました。(LUMIX G9 PRO)

  • 解像度をS(5M)(RAW併用可)
  • EXテレコンをZOOM
  • FnボタンのどれかにZOOM操作を割り当て(タッチ操作でも可能)

これで割り当てたZOOM操作ボタンを押すとそのあと上下ボタンで1.0倍から2.0倍まで0.1刻みでEXテレコンを使うことができます。

通常のJPEG記録もSサイズになってしまいますがRAWでも同時記録できますので良いかなと思います。EXテレコンが1.4倍まででよければMサイズに設定しておけば良いです。

ちなみに2倍と4倍のデジタルズームも併用できるようです(画質には期待できなさそうですが😅)

さらにちなみに動画だと4Kで1.4倍、FHDで2.7倍のEXテレコンとなります。動画は画素数が落ちないのでかなり実用的ですね。


検証

というわけで、質問に答えるべく検証してみました。


M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3 望遠端200mm F8にて撮影

OLYMPUS M.12-200mm F3.5-6.3200 mm1-20 秒 (f - 8.0)ISO 200-2


M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 望遠端100mm ×2EXテレコン F5.6にて撮影

OLYMPUS M.12-100mm F4.0100 mm1-50 秒 (f - 5.6)ISO 200


中央部をEXテレコンの解像度に合わせてトリミング

EXテレコン比較


周辺部をEXテレコンの解像度に合わせてトリミング

EXテレコン比較_周辺


縮小してEXテレコンに合わせてるからEXテレコンが有利なのか?との疑問を抱いたのでEXテレコンの方を拡大してみました。

周辺部を標準の解像度に合わせてEXテレコン側を拡大してからトリミング

OLYMPUS-M.12-200mm-F3.5-6.3200-mm1-20-秒-(f---8.0)ISO-200-2


結果

結論から言うとテレ側でのレンズの描写力が違いすぎて圧倒的にED 12-100mm F4.0 IS PROの方が画質が良かったです。

EXテレコン自体は2倍だと、所詮516万画素相当ですから、それ以上の解像度が必要な場合にはPhotoshopなどで拡大 (画素補完)してやらないとジャギーが目につくかもしれません。

ただ、516万画素あればA5(210×148mm)いっぱいに印刷しても320dpi程度確保できますので、十二分な品質になります。

解像度が516万画素相当になろうとも、レンズの描写力の違いの方が圧倒的でした。


中心部に限って言えば M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3の描写も良好ですので、さらに×2EXテレコンを使って35mm換算800mmの超望遠域で使用するという道はありそうです。あれ?なんかちょっとワクワクしますね。


筆者のようにED 12-100mm F4.0 IS PROを持っているなら、200mmを使いたいがために M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3をわざわざ買うのはナンセンスでしょう。

ED 12-100mm F4.0 IS PROにEXテレコンを使って済ませましょう。


新規にどちらかを買うとして価格差を考慮してもこの画質差があるならやはりED 12-100mm F4.0 IS PROを選びたくなるような検証結果でした。

新品だと4万円以上の差があるんですが中古だともう少し差は縮まります。

ま、これはレンズ沼にどっぷり使った人間の感覚なんですけどね😅

望遠端での周辺の描写にさえ目をつむれば、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3の利便性はやはり良いです。広角の描写は文句なく良いですし、小型軽量ですし。


筆者はこの検証結果をもとにM.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3を手放す決心がついてしまいました😅

さて、売ったお金でどのレンズ買おうかなー😍


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