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M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14 解像テスト

さて前回はハイレゾショットにて解像度比較をしようとして見事に失敗しましたが、レンズの能力を把握しておくことも、絞り値を選ぶ判断基準として重要だと思いますのでテストしてみたいと思います。

 

 

 

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というわけでハイレゾショットはやめて、普通に撮影したものを比較してみたいと思います。

 

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こんな望遠ならではの写真で検証しようとしましたが、被写体が遠いと空気のゆらぎやら霞?やらも空気が澄んだ冬とはいえ多少なり影響があります。

そうなると、解像度のテストとしてはどうなのかという感じですので、 目の前の鉄塔(笑)を被写体にしようと思います。

目の前と言っても200mくらい離れています。

 

 

 

300mm単体 絞りF8(換算600mm)

600mm

 

 

1.4倍テレコンバーターMC-14 装着 絞りF8(換算840mm)

840mm

 

 

とりあえず画角の違いを見ていただければと思います。

 

 

等倍解像比較

全体的に周辺まで同等の画質変化具合でしたので、一番わかりやすかった中央下部分をクリップして等倍表示し並べました。

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比較

 

 

 

さすがオリンパスの単焦点PROレンズということで、開放から非常に素晴らしい画質です。

 

こうやって並べて比較するとやはりF22では回折現象で、少し甘くなります。

F8~11くらいが解像ピークでコントラストも高く、カリッとして金属の質感もとても繊細に描写しています。

 

 

やはり必要がなければF22は避けてF16くらいにしたほうが良いかなと思います。

開放での撮影も余裕があるなら一絞りしたほうがよりベターな結果となりますが、それは贅沢な話で全域で安心して使えます。

 

周辺まで均一な傾向ですので、さすがレンズ設計に余裕をもたせやすいマイクロフォーサーズだと思います。

 

 

テレコンすごい

レンズ本体もすごいのですが、テレコンもこんなに小さいのにとても優秀で、画質が劣化しないどころかむしろ良くなってるんじゃ?!(そんなはずない)と思えなくもない結果となっております。

普通テレコンは目に見えて画質劣化するんですが、すごい優秀ですよね。

 

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総評

さすがに価格が価格だけあって、開放から文句のない写りです。

他に同じような焦点距離のレンズを所有していないため比較できず残念でしたが、オリンパス自身がうたうように最高峰レンズとして間違いないと思います。

 

超望遠レンズなのに、ひょいと片手で持てて、手持ちでブレずに撮影できて、しかもこんなに画質が良いとかマイクロフォーサーズのメリットも出し切れるレンズだと思いました。

 

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