手持ち超望遠は腕がつらい
念願のレンズ、M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROで野鳥撮影にチャレンジしてみましたが、比較的軽量なマイクロフォーサーズレンズとはいえ、手持ち換算840mmで野鳥を狙い構える姿勢をキープするのは予想以上にハードでした。
やはり、シャッターを押し切る14コマ前までさかのぼり撮影できるプロキャプチャーモードを使用して鳥が羽ばたく瞬間を撮りたいのです。
ずっと同じ姿勢、同じ角度で構えてると腕が辛くて辛くて(^^;。
目を離せば、再び鳥をフレームインさせるのに一苦労ですし、なぜか目を離した時に限って鳥が飛んでいきます。
というわけで一脚を使えばいいかも!と思い使ってみましたが、一脚を地面に立てると取り回しが悪く機動力にかけてしまうので、安価なこんなものを買ってみました。
一脚ホルダー・ホルスター
届きました
パッケージはこんな感じ。片面透明な切れ目のない固めのビニール?に入ってます。
なぜかクリーニングクロスが入っています。レンズでも拭けということでしょうか。
裏から見るとこんな感じ。こちら面のベルクロ(マジックテープ)をループ状に止めることによってベルトにぶら下げることができます。
コンパクトに折りたためる
ちなみに説明書なんてもんはついてないので、少し試行錯誤する必要があります。
ベロクロが両側についているなぁと思ったら、折りたたんで止めることができました。
カラビナはとても華奢
カラビナは非常に華奢ですので、あくまで折りたたんでどこかにぶら下げておく用のものでしょう。
コンバクトに折りたたんでぶら下げることができるということは カメラバッグにでもぶら下げておいてもいいかもしれませんね。
一脚にストラップホールがありましたので一脚につけてみました。
一脚にしか使わないのでホルダーだけ忘れるようなことは無くなります。
意外と口が狭い
貫通している部分と、袋状になっている2つの穴があります。
一脚をぶら下げておく場合は貫通している部分に入れ、撮影時に脚を乗せるのは袋状の部分になります。
貫通している部分にちょうどカラビナのハトメがきてしまっていて、入り口が思いの外狭くなってます。
穴の入り口を平らにして端からハトメまで6.5cmですので、円筒状にした場合、6.5×2÷πで直径4.1cm程度だと思われます。
つけてみた
島根はあいにくの大雪が続いて自宅から出られないので、室内で自撮りしてみました(^^;
ベロクロでベルトを通して止めるだけなので、多少不安ではありましたが、とりあえず簡単に外れる様子はありません。思いの外しっかり止まってます。
一脚を通すとこんな感じ。
なかなか良いです。気軽に一脚を持ち運べそうです。
商品名には三脚も書いてありますが、ここに一本の脚を入れるにしても、かなりコンパクトな三脚でないと難しいかなと思います。
ちなみに一脚はこのベルボンULTRA STICK L60の前のモデル50LXを使っています。
かなり細くて軽くてコンパクトなものですが、推奨積載質量 が2.5kgということなので、E-M1 markIIと300mm F4の組み合わせでもギリギリOKです。
ベルボンのウルトラロックはひとひねりで全伸長まで持っていけるので、とても扱いが楽です。
ちなみに190cmの自分でも、地面からカメラが目の高さのちょい下までくるほどの長さがあります。(全伸長155cm +雲台)
自由雲台もQHD-41という型番で、すでに現行にないものです。
これに関しては耐荷重2kgとなっていますが、一脚で使う分には首を固定することはない(自分の場合)ので軽い方がいいかなと思います。
一応、同等スペックのものはこれですかね。
この組み合わせでCanon 6Dと70-200 F2.8 Lでも使っていました。って調べてみたら合計重量約2kgなので、E-M1 markIIと300mm F4に縦グリップつけた方が重いですね(^^;
作りもまあ値段相応かなという感じですが、E-M1 markIIと縦グリップ + 300mm F4(合計2.4kg程度)で使用するなら必要十分かなと思います。
何より、安いのでひとつ持っておくといいかもしれません。
野鳥撮影以外にも運動会などでの撮影、スチルだけでなく動画でもかなり使えそうです。