曼珠沙華(まんじゅしゃげ)
この季節になるとSNSでたくさん投稿される彼岸花。
なぜか多くのみなさん彼岸花ではなく曼珠沙華のキャプションをつけてます。
その名前をほとんど聞いたことがなく、全く知らなかったんですよね。恥ずかしながら。
なんて読むんだろう…
なんか沙羅曼蛇みたい…
彼岸花というのは、田舎(島根)の方言で、都会の方では曼珠沙華と言うのかと。マックでJKが「巾着田の曼珠沙華がマジ卍ゅ(しゃげ〜)」とか言っているのかと思っていました。
調べてみたら彼岸花(ヒガンバナ)の別名が曼珠沙華ということで特にその呼称に地方性があるものではない?みたいです。
まあ、どうやら自分が無知なだけでした😅
と言うわけで自分もこのビッグウェーブに乗って曼珠沙華を撮ってきました。
宍道町の清見寺
行ったのは島根県は松江市宍道町の清見寺。
それほど大量に咲いているわけではありませんが、そんなに人が来るわけでもないので蝶たちも自由気ままにたくさん飛んでいました。
2018年9月22日の時点でまあまあ見頃でしたが、蕾のものもまだまだ多かったです。
アゲハチョウがお出迎え
まずは、アゲハチョウが出迎えてくれました。
黄色っぽいのもいたのでキアゲハなのかなとも思いましたが、キアゲハは前羽の付け根が黒くなっているらしいのでここのいたのは普通のアゲハチョウのようです。
わーちょうちょさんだ〜!と喜んでいたら(45歳)なんともう一匹も飛んできてくれました。
妖艶でチャーミングなモンキアゲハ
ちょっと奥の方に行くとモンキアゲハもわんさか飛んでいました。
撮影しているときはクロアゲハ!妖艶!ウハ!と思っていましたが調べてみたらモンキアゲハのようです。
後ろ羽の白い紋が特徴のようです。白い紋なのになんで"モンシロ"アゲハじゃないんですかね。
これはクロアゲハ?!
写真をセレクトしていましたら、どうやら白い紋のない黒い蝶もいました。これはクロアゲハですかね?
一見真っ黒ながら、日に照らされ透けた羽の模様と後ろばねの赤い模様がとても美しいです。
じゃれ合う3匹
こういうのは、人間から見るとじゃれあっているように見えますが、本当のところはどうなんでしょう。2匹ならイチャイチャしてるのかと思えなくもないですが、3匹の場合は…!?1匹の羽がボロボロだったりするので色恋沙汰かと深読みしてしまいます(笑)
やっぱりケンカかな(^^;
今回の撮影機材
人馴れしていると言うか警戒心がないと言うか、普通に自分の体の周りをウロウロ飛んでくれるので、望遠レンズでは長すぎることも多々ありました😅
今回の主な撮影機材は
LUMIX G9 PRO
OM-D E-M1 markII
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
どちらもテレコンは使いませんでした。
基本的には、カスタムマルチ中央エリアAFとコンティニュアスAFでプリ連写(プロキャプチャーモード)です。
G9 PROはジョイスティックで素早くAFエリアが移動できるのと、エリア内でのクラスター表示とブラックアウトフリーが非常に良かったです。
もしかしたらE-M1 markIIと300mm F4.0 IS PROの最後の出陣?!かと思いましたが…
前回の記事で書きましたが、パナソニックLUMIX G9 PROとオリンパス望遠レンズの組み合わせでAFが全く効かなくなると言うことが起こって焦りました。
こんなこともあってちょっとLEICA 200mm F2.8 購入大作戦に躊躇してしまっています(^^;
と言う感じで、飛んでいる蝶を狙って撮影してきました。
なかなか蝶の向きや背景や曼珠沙華の見え方まで考えて蝶が飛んでいる瞬間を撮るのは難しいですが、これほどたくさん飛んでくれてて、高性能なカメラと望遠レンズがあるとなんとかなっちゃいますね。
本当ハンティング気分で楽しかったです。
もちろん連写で撮りまくってるので帰宅してからセレクト地獄でしたが(笑)
もういい加減、蝶は見飽きたかと思いますが、最後にもうちょっとだけ載せて終わりにしたいと思います。ありがとうございました。