絶対必須という人も多い大型アイカップですが、メガネだとケラれる?いや問題ない!など意見が分かれているので、百聞ば一見にしかず 大型アイカップ EP-13 を買ってみました。
アイカップはあれですよ。ファインダーの接眼部のゴムっぽい部分のことです。
一般的には大型のものに交換することによって、目とフィットし余計な光がファインダーに入り込みにくくなり視認性が良くなるなどのメリットがあります。
取り外し方
下から押し上げるだけですが、経験上他のカメラと比べるとかっちり爪が噛むように止まっているので、意外と力がいります。
止め部分が折れるなどの報告もあるので気をつけましょう。
キヤノンの時なんかは勝手に外れてしまってよく失くしたのですが😅
完全に取り外すとこんな感じ
標準アイカップと大きさ比較
高さの比較
裏側(ボディ側)
つけてみた
標準アイカップの状態
大型アイカップ
かなり大きく飛び出るような状態になります。
標準アイカップに比べ柔軟な素材となっています。
カメラバッグの出し入れで外れる可能性はありそうです。
メガネで覗いてみた感じ。
ファインダーからの距離が長くなる分、どうしてもケラれ(隠れる部分)も大きくなります。
特にメガネをかけていると裸眼より距離があり、標準のアイカップでも多少ケラれているのがさらにケラれます。
比べてみた
そのままの見え具合を撮影するのは困難でしたので、加工して表現してみました。
もちろん人によりメガネと目の距離などの違いもあるので、見え方も違いますので、あくまで参考程度に。
メガネをかけている状態での見え方参考画像
おおよそこんな感じで見えていました。
EVF左下の部分。標準アイカップでもバッテリー残量表示は見えてませんでしたが、大型アイカップにすると撮影モード表示もギリギリ隠れる感じになりました。
EVFの表示スタイル設定
ちなみにEVFの表示スタイルは 2 です。
全面画像表示となるスタイル3では、かなり視認性が低下しそうですね。
使ってみた感じ。
ケラれは大きいけど思ったほど気にならない
ケラれている部分も少し目(の位置)を動かせば見えるので、ほぼ無意識な感じで見ることができます。
ただやはり、標準アイカップに戻してみると、その方が見やすいです。
AFタッチバッドがやりやすい
ファインダーを覗きながら、液晶を指でなぞってAFポイントを動かすAFタッチパッドですが、顔と液晶の間が開くことによって多少やりやすくなりました。
液晶が汚れにくい
顔との距離ができて鼻脂がつきにくくなるのは間違いないです(笑)
安定する
メガネ越しとはいえ、素材が柔らかいためファインダーに押し付けやすくなり安定感は増します。
飛び出ていて邪魔
やはりはいカップがボディから大きく張り出してしまい、しかもゴム的な素材なので引っかかりやすく、邪魔に感じます。
まだ取れたりはしていませんが、時間の問題のような気もします。
という感じで、メガネっ子にとっては、視界が狭くなる分、多少デメリットの方が強いかなぁという感じがします。
裸眼やコンタクトの方なら、飛び出し具合が許容範囲ならメリットが大きいと思います。
とりあえず、少しの慣れで解決できそうな違いだと思いますので、しばらく使ってみて判断したいと思います!
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