28mm単焦点のコンパクトデジタルカメラといえば真っ先に思い浮かぶのは RICOH GRシリーズではないでしょうか。
筆者はこのGRがとても大好きで、デジタル化された初代GR digital、GR digital2、と使ってきてセンサーサイズがAPS-C化されたGRを購入して現在に至ります。
どこに行くのにも持ち歩けるサイズ感で、それでいて作品作りにも余裕で対応できる描写力が備わっているのも魅力です。
旅行や、撮影時も広角端をこいつに任せて、荷物を減らすことが可能です。
実際、ミラーレス一眼には望遠ズームのみをつけて、広角はGRと35mm判換算21mm相当となるワイドコンバージョンレンズのみで出かけることも多かったです。
ミラーレス一眼などと比べても遜色のない操作性も魅力です。
スナップ用途のみならず、サブ機、メイン機としても使いやすい操作体系です。
GR Limited Editionが超絶カッコいい
現在筆者が愛用しているのは、2013年に発売されたGR Limited Editionです。
早くも10歳を迎えようとしていますが、まだまだ撮影のお供として活躍しております。
本来は付属品としてブラウン本革製のカメラケースにストラップがつくのですが、ケースの蓋は撮影中に落としてしまい紛失してしまいました。
ストラップもどっかにはあると思うのですが、二度の引っ越しを経て行方不明です笑
Limited Edition専用のシボ加工がされた、フードも付属します。質感は思いっきりプラスチックですが見た目は良いです。
嵩張るのであまり使う機会はありませんでしたが、これはこれでカッコ良く、撮影テンションを上げてくれるものでした。
どうです?めちゃくちゃカッコ良くないですか?
グリーンのハンマートーン加工された金属ボディがとてもたまりません。
GRは色々な限定モデルが出ていますが、この Limited Edition ほど凝ったデザインのものは少ないかと思います。
グリップのマーブルストーン柄は完全に見た目だけで、質感は思いっきりプラスチックです。ここが唯一残念な点。
悲しみ、センサーゴミ問題
GRというカメラはコンパクトデジタルカメラでありながら、センサーにゴミが乗ります。
断言します。
100%ゴミが乗ります。
筆者が所有してきた歴代のGRも御多分に洩れず大量にゴミが乗りました。
悲しいかな現在使用しているGR Limited Editionにもゴミが乗っております。
そのおかげで若干使用頻度は少なくなってしまっております。
次のモデルが出るならば、是非ともセンサーゴミ対策を施していただきたいものです。
中古をお求めの際は、一番に気をつけたいポイントです。
充電のUSB端子が謎形状
あとこのAPS-C 第1世代 GRは USB端子の形状が特殊です。
平型8ピンって言うんでしょうかね?正式名称は不明です。
充電も本体充電ですので、このケープルがないと詰みます。
このケーブルが見当たらなくて充電できずGRの持ち出しを断念したことが多々あります。
GR III は欲しいのだけど
現行のGR IIIも発売から既に3年半以上が経過しました。
個人的には完全に買うタイミングを逸してしまったなという感じです。
壊れやすい?という知人情報もあり、躊躇していたらこんなに時が経ってしまいました。
いやー40mm画角のGR IIIxも出ましたし、できることならセットで欲しいんですけどね。
次のGR IV、できれば限定モデルが出たら次こそは速攻で買いたいと思います。
出るのかな…😅
X100Vは別物
よくスナップシューターとして比較対象とされる富士フイルムのX100V。
筆者も所有しており、めちゃくちゃ気に入ってはいるのですが、GRとは全くの別物です。
スナップシューターとしての役割は近しいものの、大きさが全然違います。
X100Vはなかなかポケットに入れるのは困難な大きさ。基本バッグやストラップでの運用となります。
方や、上着のボケットにもすっぽり入るGRはまさに、オールタイムなスナップシューターです。
普段のカバンに忍ばせてもほとんど荷物になりません。
両方気に入っておりますが、うまく棲み分けもできております。
まとめ
10年も経ってしまいましたが、それでも一番のお気に入りで愛してやまないカメラです。
先のゴミ問題もあり最近は持ち歩く機会が減りましたが、この記事を機にまたカバンに忍ばせておこうかと思います。
なんだかまたちょっとワクワクしてきました。
中古をお求めの際、可能であるならば、絞りを絞ってテスト撮影されてからご購入されることをおすすめします。
ゴミの載っていない個体を見つけたら即ゲットしたい逸品です。