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とにかく寄れる!スーパーマクロレンズ PERGEAR 60mmF2.8 レビュー【PR】

PERGEAR 60mmF2.8


この度、PERGEAR(パーギア)社より60mmF2.8 マクロレンズを提供いただきましたのでレビューしたいと思います。

今回使わせていただいたのはマイクロフォーサーズ用になりますが、なんと4倍(35mm換算)もの超マクロレンズとなっております。

びっくりするくらい寄れますよ!


なお電子接点のないマニュアルフォーカスレンズとなっております。

マイクロフォーサーズ以外にも、APS-C用としてソニーEマウント、ニコンZマウント、フジXマウントも販売されています。


当ブログのPR記事について 基本的には商品提供を受けたPR記事と言っても、興味があるのはもちろん自分で購入するつもりのあるものしか記事にしません。また、PR記事と言ってもその他の記事と同じように悪い部分も含めてユーザーメリット最優先にレビューいたします。



スペック

  • レンズ構成 8群11枚
  • 絞り羽根 10枚
  • 最小絞り F16
  • 最短撮影距離 19.1cm
  • 最大撮影倍率 2倍
  • フィルター径 62mm
  • 多層膜コーティング
  • 絞りリング クリックレス
  • 外寸 約 φ67 × 120mm
  • 重さ 約 635g


外観

PERGEAR 60mmF2.8


オール金属製の外装でとても高級感があります。ビルドクオリティはかなり高いです。今まで見た中華製レンズの中でも1,2位を争うほどハイクオリティです。

クリックのない絞りリングと大きめのフォーカスリングは適度な重さでとても滑らかに動きます。


PERGEAR 60mmF2.8


まあまあ大きさはあるのですが、それよりもそれよりも手にした時の重量感が見た目以上です。さすがオール金属製。実測で約 635gありました。組み合わせるカメラはある程度のサイズが欲しいところです。

E-M5 markIIIくらいのボディサイズなら大丈夫。


E-M5 markIII


申し訳ないですが、レンズ先端のロゴはなくてもいいんじゃないかな…😅、せめてもう少し控えめにして欲しかったところです。


インナーフォーカス

PERGEAR 60mmF2.8


全群繰り出しのフォーカスですが、レンズ内に収まっており、全長が伸びないインナーフォーカスとなっております。

なので寄ってピント合わせたら前玉がぶつかっちゃったなんてことはありません。


PERGEAR 60mmF2.8


前玉側はガラスカバーのようなもので覆われていますが、後玉側は筒抜けになっており、繰り出しの内部が丸見えです。

レンズ内へのゴミ混入も気になりますが、逆にカメラセンサー側へゴミや、もしかしたらグリスなどが落ちてこないかも若干心配です。

後玉側にもガラスカバーが欲しかったところです。


フォーカスによる画角変化(ブリージング)

近接側遠景側
フォーカスによる画角の変化(カメラと被写体の位置は同じ)


望遠(中望遠)マクロということもあって、フォーカスで画角が変化するプリージングがかなり大きくあります。


意外と!?開放から十分にシャープ

気になる描写性能ですが、開放から十分使える描写です。F4以降はかなりシャープでコントラストも良好です。

比べれば開放が僅かに甘くてコントラストが弱いかな?程度。


↓ 開放F2.8

ひまわり


↓ F4

ひまわり


スナップなどで使っても良い雰囲気です。


居酒屋

びん


マイクロフォーサーズだと換算120mmという望遠域になりますのでボケも出しやすく、ポートレートなどにもマッチした描写かと思います。

なんて言っといて、ポートレートの作例はいまんとこありません。ごめんなさい。


ひまわり 絞り比較


コーティングはマルチコートということで逆光でもゴーストが目立つことはありませんでした。

ただ、フレアがかったりコントラストの低下が見られたショットもありました。 これはフードがないことと、前玉のカバーガラスの影響かもしれません。


玉ボケの変化

↓ F2.8

玉ぼけ

↓ F5.6

玉ぼけ


すげぇ寄れると思ってからさらに寄れる!

ひまわり


やっぱりこのレンズの凄さは、35mm換算 4倍にも(APS-Cだと3倍)なるスーパーマクロではないでしょうか。

ほんと、普通のマクロレンズの感覚とはまた一味も二味も違った使い心地です。


水滴


おお、めっちゃ寄れる!と思ってからさらに倍のさらに倍くらい寄れるんですもの。

マクロレンズは寄れすぎて悪いことは何もありません。


千円札


千円札におもっきり寄ってみました。

ぜひお手元の千円札と比べてどの部分をクローズアップしているか確かめてみていただければと思います。


千円札


お札に使われる「深凹版印刷」によるインキの盛りがとてもよくわかります。

お札って平面じゃなくて3Dなんですよ!


千円札


わずかな滲みもよく見えます。


千円札


まとめ

ひまわり


という感じで、めちゃくちゃ寄れて描写もなかなか良いスーパーマクロレンズでした。

マニュアルフォーカス専用ですが、マクロとしての使用を考えるとそこまでAFも必要ないですし、フォーカスリングの感触も良いので使い心地は良いと思います。


肉


一番気になる点としては、後玉側のカバーがないことくらいでしょうか。


花


やはり、レンズは寄れれば寄れるだけ楽しいです。

通常のマクロ域(1倍)からさらに4倍(APS-Cだと3倍)も寄れるこのレンズ、スペックから考えるとびっくりなお手頃価格(2万4,000円[amazon2021年7月現在])となっております。

お手軽価格なのにめちゃくちゃ楽しめるレンズですので、お家マクロやお散歩マクロでグイグイ寄ってみてはいかがでしょうか〜!


花のがく

花のがく

しべ

ひまわり

せみ


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PERGEAR 60mm F2.8 マクロレンズ



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