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コンパクトで写りの良い等倍マクロ TTArtisan 40mm F2.8 マクロレンズ レビュー【PR】

Pergear Japanより提供いただきましたマクロレンズ、TTArtisan 40mm F2.8をレビューいたします。

今回使用させていただいたのはソニーEマウント(APS-C)になります。

ソニーEマウント以外にもFuji Xマウント、ニコンZ(APS-C)マウント、マイクロフォーサーズも販売されています。


結論から言うと、めちゃくちゃ気に入りました。

SONY ZV-E10との組み合わせもとても良く、最近はこの組み合わせばかり持ち歩いています。


当ブログのPR記事について 基本的には商品提供を受けたPR記事と言っても、興味があるのはもちろん自分で購入するつもりのあるものしか記事にしません。また、PR記事と言ってもその他の記事と同じように悪い部分も含めてユーザーメリット最優先にレビューいたします。


スペック

  • レンズ構成 7群8枚
  • 絞り羽根 11枚
  • 最小絞り F16
  • 最短撮影距離 17cm
  • 最大撮影倍率 1倍
  • フィルター径 52mm
  • 多層コーティング
  • 絞りリング クリックあり
  • 外寸 約 φ62 × 76mm
  • 重さ 約 371g

焦点距離40mm 最大撮影倍率1倍のマクロレンズになります。

35mm判換算、APS-Cで60mm、マイクロフォーサーズで80mm相当の画角となります。

35mm判換算、APS-Cで1.5倍 、マイクロフォーサーズで 2倍の最大撮影倍率になります。


外観

TTArtisan 40mm F2.8


オール金属製の外装でとても高級感があり、ビルドクオリティもとても良いです。

ほんと最近の中華レンズのつくりには驚かされます。


TTArtisan 40mm F2.8


金属製なのでしっかりとした重量がありますが、サイズはとてもコンパクト。

マクロスナップに適した大きさで、どこにでも持ち歩きたくなります。


TTArtisan 40mm F2.8


ZV-E10との組み合わせのサイズ感がこれまた最高です。

ZV-E10はEVFがないので晴天時の撮影は難しくなるかと思いきや、"屋外晴天"モードにLCDを設定することでとても見やすく困ることはありませんでした。動画ではあまりいい印象のなかったZV-E10でしたが意外とスナップ撮影には向いているなと感じました。


絞りリングはクリック感のあるタイプです。

カチッとしたクリックではなく、回すとわずかに指先に感じるものとなっております。


TTArtisan 40mm F2.8繰出時


フォーカスによるレンズ繰り出しはこれくらい。

フォーカスリングはしっかりとした重さがありスムースにねっとりと動きます。


TTArtisan 40mm F2.8


フォーカスによる画角変化(ブリージング)

フォーカスで画角が変化するプリージングが大きくあります。

最短撮影距離
最短撮影距離

同じ位置でフォーカスを無限遠側に合わせた時
同じ位置でフォーカスを無限遠側に合わせた時


玉ボケの変化

玉ボケも単焦点レンズらしく非常に端正でやわらかな仕上がりです。


 F2.8

↑ F2.8

開放でも口径食は見受けられません。


 F5.6

↑ F5.6


非常に優良な写り

格安なマクロレンズということで多少の滲みや描写のつぶれなどを懸念していましたが、そのような"ソツ"はほぼ見られずとても優秀でした。

マルチコートが施され逆光耐性もなかなかの高さです。


F2.8

↑ F2.8

開放でもフレアはごく僅か。

パープルフリンジ的なものも気にならないレベル。とても優秀だと思います。


F16

↑ F16

絞ってゴーストが出ますが、これだけド逆光ですので、これくらいは出て当然。これ以上派手になることはありませんでした。

光条はそれほど尖らない印象です。


葉

これは少し光源をフレームアウトさせての逆光。

これくらいの角度だと多少フレアが見られます。

ソツといえばそうなのですが、この程度の隙はあっても写真に良い雰囲気をもたらしてくれると思います。

合焦面、左端の葉は葉脈までくっきり写り絵に立体感をもたらしてくれます。


柿

絞り値は失念してしまいましたが、少し絞っての撮影。

とてもコントラストと色のりの良い、それでいてしっかり奥行きも感じさせてくれる締まった描写です。


ジョロウグモの捕食

何気なく捉えたジョロウグモの捕食シーン。

よく見ると小さな赤ちゃんグモが?!


ジョロウグモの捕食

twitterで教えていただいたのですが、この蜘蛛たちは親子ではないそうです。

小さなクモはシロカネイソウロウグモと言いその名の通り居候でジョロウグモのエサをこっそり盗み食いしているそうです笑。

と、まあしかしよく写ってるじゃありませんか。


ハチ?

ISO2000まで上げています。RAWをAdobeカラーで書き出しただけで、ノイズ処理を全く行っていませんので、少しノイズに埋まってしまいましたが、複眼までくっきり描写されています。

いやぁ、素晴らしい。


はな

ボケも見事に柔く滑らかです。


はな

ここまで柔らかいのに、合焦面のアリはとてもシャープにディテールまで写されています。

(アリがいるんですよ!ぜひ拡大してご覧ください)


まとめ

コントラストが良好で、ボケの質感も高く、とてもシャープなレンズではないでしょうか。

このレンズの写りなら4〜5万円と言われても納得なのですが、なんと販売価格は14,000円程度となっております。

いやぁー恐ろしいw

よく考えたら、35mm判換算60mmというのは筆者の大好物焦点距離でもありました。

描写も焦点距離もサイズ感や質感も見事にツボにハマってしまいました。

正直ZV-E10は手放そうかと思っていましたが、このレンズのおかげでしばらく活躍できそうです。


ほんと買って損はないレンズですんで、ぜひチェックしてみてください。


最後に楽しくて撮りすぎてしまった拙い作例を並べさせていただきお別れしたいと思います。


クラシックネガで撮ってみたいんで、Xマウント用買ってフジのボディも買おうかななんて妄想も始まってます(笑)


M43

X

E

Z


Pergear JAPANのサイトでも販売中です。


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