PERGEAR社より、パンケーキタイプの魚眼レンズ 10mm F8 Fisheye を提供いただきましたので、レビューいたします!
正直、パンケーキだし、安価だしと多少ナメておりましたが、想像以上のレンズでございました。
スペック
- レンズ構成 4群5枚
- 絞り F8固定
- フォーカス範囲 約30cm/0.98ft-∞
- サイズ ø55mmx10mm
重量 約80g
マウント MFT、Sony E 、Nikon Z、Fuji X
今回はマイクロフォーサーズマウントでのレビューとなります。
フォーカスレバー搭載
超薄型レンズではあるのですが、ちゃんとマニュアルフォーカスができるようフォーカスレバーが搭載されています。
こいつのおかげで、しっかりとピントの山を被写体に持ってくることができます。
サイズはボディキャップ同等
見ての通りパンケーキというかボディキャップほどの大きさになっております。
マイクロフォーサーズでしたらオリンパスの 9mm F8.0 Fisheye(BCL-0980)とほぼ 似たようなキャラクターになります。
しかしながらこの PERGEAR 10mm F8 Fisheye は金属外装で重量は約80g
オリンパスのボディキャップレンズよりしっかりとした重量感があります。
前面のプリントは好みの分かれる…というかちょっとロゴや文字が目立ちすぎて微妙なのですが、 レンズの質感としてはかなり高いものとなっております。
マッチング
OM-D E-M5 markIII
LUMIX G9 PRO
LUMIX GF9
コンパクトなGF9との組み合わせがとてもお気に入りです。
GF9のチルト液晶を90度跳ね上げ、ピーキング表示をONにして大雑把にMFを合わせ、軽快に撮るスナップがとても楽しいです。
意外とシャープで艶もある写り
単なるトイレンズ程度に思って使ってみたのですが、いやいや、全然写りは悪くないです。
むしろ撮影の軽快さからは想像もできないくらいシャープで特に中央部のシャープさは文句ありません。それに加え艶やかな色のりとコントラストも見せてくれます。
いやーびっくり。
マイクロフォーサーズだと35mm換算20mmと程よい広角具合がとてもスナップ向きだと思いました。
14mmとか16mmだとどうしてもいらないものまで写りすぎてしまうのですが、20mmで被写体に近づき気味で撮れば、程よい画角でスナップを切り取ってくれます。
扱いやすい魚眼
思いっきり魚眼がわかりやすい物を撮ってもこんな感じ。
一応魚眼レンズではあるものの、マイクロフォーサーズだと歪みすぎず普段使いとしても使いやすいです。
結構クセになる画角と歪みですよ。
価格もかなりお手頃で、Amazonで7,900円ほどとなっております。安っす。
前述したオリンパス9mm F8.0 Fisheye(BCL-0980)と迷うところですが、作例を拝見する限りではこちらのPERGEAR 10mm F8 Fisheye の方がシャープでコントラストも良いのではと感じます。
正直、ブランド名だけで考えるとオリンパスが強いかなーというところですが、実際使ってみるとレンズの作りも写りも良いのでこちらという選択肢は十分ありかなと思います!
PERGEAR JAPAN オフィシャルサイト
作例
では最後に、拙い作例を貼っておきますので参考にしていただければと思います。
若干、左側がマゼンタがかっています。(たまたまなのか、個体差なのか🤔)