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SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN にゼラチンフィルターを取り付けてみてわかったこと

ゼラチンフィルターを初めて付けてみましたが、まあまあ失敗してしまいましたのでここに記しておきます。

Youtubeとほぼ同じような内容ですので視聴可能な方はこちらをどうぞ。



購入したゼラチンフィルター

ゼラチンフィルターと申しましても富士フイルム製のものですので素材はトリアセテートになります。なので正確にはゼラチンフィルターではありません。

ゼラチンよりも指紋やホコリが取りやすく、水・湿気・熱にも強く素材的に強度があるようですが、初心者には十分扱い難かったです(笑)

NDフィルターですがND1.5という聞きなれない数字になります。

円形フィルターなどでおなじみの数字でいうとND32になります。5段分の減光となります。

いまどきゼラチンフィルターを求める人は少ないせいなのか、全く在庫がなくAmazonに注文してから3ヶ月以上の月日が経ち、完全に忘れたころに到着しました。



富士フイルム:NDフィルター他社品対応表


作業手順

ハサミ、ピンセット、ボールペン、枠、フィルター

用意したものは

  • ボールペン
  • ハサミ
  • 型枠(レンズに付属)
  • ピンセット


フィルターに型枠になぞってボールペンで書いているとこ
ギリギリ狙えば4個分取れます


ゼラチンフィルターを取り出し、型枠を乗せボールペンでなぞります。

なぞった線の外側をハサミで切ります。

切ったフィルターをレンズにセットします。


のせるとこ

ロック前ロック後
ツメをスライドさせてロックします


これだけです。


失敗したポイント

ピンセット跡


ピンセットで強くつまみすぎて、跡がくっきり残ってしまいました…

先が平らで柔らか素材のものを使えばよかったです。つかむとしたら下図の2箇所だと跡がついても画像に影響しないです。


跡がついても問題ない場所


あと、ゼラチンフィルターの反射が強すぎてボールペンの線がめちゃくちゃ見え難かったです。

こればっかりはしっかり見るしかありませんが、極細油性マジックの方がよかったかもしれません。


二度目のフィルター
結局作り直しました😅


SIGMA fp なら低ISO感度で事足りるかも

筆者のSIGMA 14-24mm F2.8 DG DNはLマウントですので、SIGMA fpでももちろん使えます。(もちろんソニーEマウントの製品もあります)

SIGMA fpだと 自動合成によりISO6〜80の低感度撮影が可能です。

ISO6だとND16相当なので、ちょっとした長秒露光ならこれで事足りてしまうんですよね…😅


渓流

NDフィルター使わず日中15秒露光


ただ、NDフィルターも併用すればさらなる長秒露光も可能なので、またチャレンジしてみたいと思います。


ガラス製フィルターもある

ゼラチンフィルターを発注して到着前に発売されたのが、こちらのガラス製フィルターでございます(笑)



ND8、16、64、1000まで4枚セットになってるガラス製フィルターで文句なしの製品です。

ま、1万8,000円近くしますので自分の使用頻度を考えればゼラチンフィルターでいいかなという感じです。


ただ、ゼラチンフィルターは現場での付け外しもやりにくいです。

何より、ほこりや指紋もかなり取りにくいので、神経質になるならガラス製の方がいいかなと思います。


という感じで、ゼラチンフィルターを取り付けたもののちょっと失敗したお話でした。

扱いにくいとはいえ、この出目金レンズだともちろん円形フィルターは使えませんし、角型フィルターだとイニシャルコストが高いですしこのレンズだと150mmサイズになるのでさらにお高くなります。筆者は割る自信しかありませんw。


リアにこういったフィルターホルダーを装備してくれたことは本当にありがたいですね。

M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROにも付けて欲しかったなぁ(笑)


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