ゼラチンフィルターを初めて付けてみましたが、まあまあ失敗してしまいましたのでここに記しておきます。
Youtubeとほぼ同じような内容ですので視聴可能な方はこちらをどうぞ。
購入したゼラチンフィルター
ゼラチンフィルターと申しましても富士フイルム製のものですので素材はトリアセテートになります。なので正確にはゼラチンフィルターではありません。
ゼラチンよりも指紋やホコリが取りやすく、水・湿気・熱にも強く素材的に強度があるようですが、初心者には十分扱い難かったです(笑)
NDフィルターですがND1.5という聞きなれない数字になります。
円形フィルターなどでおなじみの数字でいうとND32になります。5段分の減光となります。
いまどきゼラチンフィルターを求める人は少ないせいなのか、全く在庫がなくAmazonに注文してから3ヶ月以上の月日が経ち、完全に忘れたころに到着しました。
作業手順
用意したものは
- ボールペン
- ハサミ
- 型枠(レンズに付属)
- ピンセット
ゼラチンフィルターを取り出し、型枠を乗せボールペンでなぞります。
なぞった線の外側をハサミで切ります。
切ったフィルターをレンズにセットします。
これだけです。
失敗したポイント
ピンセットで強くつまみすぎて、跡がくっきり残ってしまいました…
先が平らで柔らか素材のものを使えばよかったです。つかむとしたら下図の2箇所だと跡がついても画像に影響しないです。
あと、ゼラチンフィルターの反射が強すぎてボールペンの線がめちゃくちゃ見え難かったです。
こればっかりはしっかり見るしかありませんが、極細油性マジックの方がよかったかもしれません。
SIGMA fp なら低ISO感度で事足りるかも
筆者のSIGMA 14-24mm F2.8 DG DNはLマウントですので、SIGMA fpでももちろん使えます。(もちろんソニーEマウントの製品もあります)
SIGMA fpだと 自動合成によりISO6〜80の低感度撮影が可能です。
ISO6だとND16相当なので、ちょっとした長秒露光ならこれで事足りてしまうんですよね…😅
NDフィルター使わず日中15秒露光
ただ、NDフィルターも併用すればさらなる長秒露光も可能なので、またチャレンジしてみたいと思います。
ガラス製フィルターもある
ゼラチンフィルターを発注して到着前に発売されたのが、こちらのガラス製フィルターでございます(笑)
ND8、16、64、1000まで4枚セットになってるガラス製フィルターで文句なしの製品です。
ま、1万8,000円近くしますので自分の使用頻度を考えればゼラチンフィルターでいいかなという感じです。
ただ、ゼラチンフィルターは現場での付け外しもやりにくいです。
何より、ほこりや指紋もかなり取りにくいので、神経質になるならガラス製の方がいいかなと思います。
という感じで、ゼラチンフィルターを取り付けたもののちょっと失敗したお話でした。
扱いにくいとはいえ、この出目金レンズだともちろん円形フィルターは使えませんし、角型フィルターだとイニシャルコストが高いですしこのレンズだと150mmサイズになるのでさらにお高くなります。筆者は割る自信しかありませんw。
リアにこういったフィルターホルダーを装備してくれたことは本当にありがたいですね。
M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROにも付けて欲しかったなぁ(笑)