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カメラでハッピーライフ!

さよなら一眼レフ

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2008年パナソニックから発売された世界初のミラーレス一眼カメラ LUMIX DMC-G1 。

その当時は、赤やら青のカラーバリエーションだったり、「女流一眼」なんてコピーもあったりで個人的には見向きもしなかったのですが、いま現在、気づけば手持ちのカメラのほとんどが LUMIX になってしまいました。


パナソニックに続きオリンパスやソニー、富士フイルムもミラーレス一眼を発売し、2013年にはソニーからフルサイズミラーレス一眼 α7が、それに5年遅の2018年、とうとうキヤノンとニコンがフルサイズミラーレス一眼を発売することとなりました。

間違いなく、世の中の流れがミラーレスカメラへと向かった瞬間でした。


とまあ、すごくマクロ的な視点で始まってしまいましたが、今回の記事は単なる私的なことで、手持ちの一眼レフを手放しますよというお話です😅

手放す理由を書き始めましたが、書き進めるにつれてどんどん手放すのが惜しくなってしまいました(笑)


ほんとは手放したくない Nikon D800E

手放すことになってしまったのは、Nikon D800E。

センサー性能基準のコストパフォーマンスで選んだ、中古機でした。

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ファインダーの美しさ

バラ


いくら LUMIX S1/S1R がミラーレス史上最高に美しい 約576万ドットの有機ELパネルを搭載した電子ビューファインダー(EVF)を搭載したところで、ミドルレンジクラスの当時最上位機であるD800Eの光学ファインダー(OVF)には敵いません。

特に、逆光できらめく被写体を捉えた時の美しさは心踊るほどで、撮影テンションの上がりようは、ファインダーの美しさ以上に高鳴るものでした。


レンズ素通しの光が入ってくるので、レンズの良さが100%ファインダーで実感できます。

そう、高いレンズ買った時の感動はレフ機の方が大きかったりもします。


撮影することの楽しさ

岩


先ほどのファインダーも撮影の楽しさ爆上げ主要因ですが、もう一つミラーショックとシャッター音の大きさも貢献してくれています。

どちらかといえばそれは欠点なのですが(笑)慣れてしまえばその爆音とも言えるシャッター音は撮影のリズムを刻んでくれ、心地よく撮影テンポを上げてくれるものでした。

D800Eを一日使った後、G9 PROを使うと物足りなくてしょうがありません。撮影している実感が足りない。カメラの大事な何かを失ったかのよう。

G9 PROを一日使った後にD800Eを使うと二度と使いたくなくなるくらいうるさくてしょうがないのですが(笑)


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豊富なFマウントレンズ

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1959年(昭和34年?マジ!?)から始まったNikon Fマウント。 これだけ太古から同じマウントが使われていること自体、改めて驚いていますが、その60年を超える歴史に発売されたレンズは数知れません。

とても安価で味のあるオールドレンズがマウントアダプターなしで使えてしまいます。


ハスと蜂


ジーコジーコとギヤの音が聞こえるような古(いにしえ)のAFレンズも、最新の光学技術を駆使した最高画質のレンズまで選び放題です。そうFマウントならね。

こんなマウント他にはありません。

ほんと、ちょっと探せば数が多すぎて手に負えないくらい出てきます。そこらへんに勝手に生えてるんじゃないかと思うくらい多いです。

ああ、どんどん手放すのが惜しくなってきました(笑)

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3630万画素とローパスキャンセル

山


D800Eの3630万画素ローパスキャンセルセンサーは、DxOセンサースコア通りとても素晴らしい描写でした。

ローパスキャンセルは多少効きすぎているんじゃないかと思うくらいカリカリに写ります。油断するとモアレ出まくります😂

そして今でも十分高画素である3630万画素は高精細さとデータサイズのバランスがとても良いです。


イチョウ


ローパスキャンセルがバリバリ効いているんですが、意外と繊細な描写も見せてくれます。

柔らかな光に包まれた木々の表現なんか、他のカメラでは再現できないんじゃないかと思えるくらい最高でした。

もっといろんなレンズで試したかったなぁ…

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カメラとしての佇まい

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どう考えても頑丈だろうと思える塊感あるボディや、各ダイアル、ボタンのしっかりした動きは、さすがNikonのミドルハイエンドカメラとしての作りの良さを感じます。

中古で購入した時点ですでに傷だらけだったこともあり、どんだけ雑に扱っても壊れないような安心感もあります。Nikonだし。

そんな質実剛健的な雰囲気漂うD800Eの外観からは良いカメラの匂いがプンプンしてきます。

いわゆる、眺めているだけで酒が飲めるカメラの一つでもあります。

もっと戦場カメラばりにダメージ加工を施したいくらいですが、下取りのことを考えると日和ってしまいます。

ほんと、いいカメラですね🤤


馴染めなかった部分など

ここまで書いて完全に手放したくない気分になっていますが、次の一歩のためにはどうしても売らなければなりません。

次の資金もなければ、防湿庫もいっぱいです。

なので、強いて馴染めなかった部分を書き出して、意を決したいと思います。


ライブビューの古さ

D800Eもライブビュー機能は搭載されています。

三脚に立ててしまえばほとんど液晶画面を見ながら撮影することになります。電子水平器も見れて、ミラーレス機に劣らぬ利便性で撮影できます。

ただコントラストAFは今ではありえないくらいのんびりしたものですし、撮影後ミラーダウンアップの所作(?)が入るためなかなかテンポが悪いです😅

まあ、大概ライブビューで撮影するのは風景なんで問題はないんですが、煩わしさは感じます。

タッチパネルではないのでフォーカスポイントの移動にまごついてしまいます。ライブビューのコントラストAFではフォーカスポイントが細かく広く移動できるのは良いのですが遅いので時間がかかります。

タッチ液晶に慣れると不便さを感じてしまいます。

なんと顔認識AFも付いているんですが、あくまでも顔認識ですからだいたい前髪とか鼻先あたりにピントが来ます😂


その他

などなど、馴染めない部分をこの調子で書き続けようかと思いましたが、「やっぱりレンズ脱着逆回転ガー」とか「引きずりすぎたFマウントのせいでレンズの種類やら仕組みが複雑すぎてわけわからんガー」とか「それに伴って意味のわからないエラーが出てシャッターが切れんガー」とか「全く直感的じゃない操作体系ガー」とか「デカいのにグリップが浅くて持ちにくいガー」とか悪口がすぎてしまうのでやめておきます。ま、基本的に単なる慣れの問題がほとんどですが、そんなところが使ってきてなかなか馴染めない部分でした。


池


まとめ

最後に慣れない部分を書きまくってなんとか売る決意を再度固めましたが、やっぱりいいカメラであります。

もちろんミラーレスカメラには、情報量が多く露出結果が反映されるEVFの利便性や瞳認識や動物認識、星空など高機能なAF、前ピン後ピンの調節が必要ないことなど数多くのメリットがありますが、一眼レフにはファインダーの美しさとAFの安定性、バッテリーの持ちなどカメラとして重要な部分にまだまだ一日の長があります。

いくらEVFが120fpsになってもまだ動体を追う時などのダイレクト感はOVFに敵いません。

次のターニングポイントは キヤノンとニコンのフラッグシップ機、1DX系やD一桁がミラーレス機に置き換わった時ですかね。

そんなに遠い話じゃない気もしますが、もう少し先のような気もします。

それまでに末長く使える一眼レフを1台確保しときたい気もしますね…


やっぱり売るのやめようかなぁ…😅😅😅


古いとはいえ中古で7万チョイとかなんでやっぱりお買い得感半端ないですよね…。


筆者のフルサイズ後継機はこちらになります。

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実はメイン機はマイクロフォーサーズです

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今の季節防湿庫は必須です

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ここぞという現像はLuminar4です。めっちゃ簡単で効果的です。 終わったはずのサマーセールのリンクがまだ踏めます(2020年6月18日現在)

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室内でもマクロ撮影は楽しいですよ〜

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