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LUMIX S1R 解像度テスト NikonD800E、G9PRO ハイレゾモードと比較

有効画素数約4730万を誇るフルサイズミラーレス機 パナソニック LUMIX S1R。

その解像度の実力はいかほどのものか、手持ちのNikon D800E、LUMIX G9 PROと比較してみました。

1億8700万画素相当にもなるS1Rのハイレゾモード*1の実力も測ってみたいと思います。


画像サイズの違い

今回比較する機種とモードの画素数がこちらになります。

  • LUMIX G9 PRO 約2033万画素
  • Nikon D800E 約3630万画素
  • LUMIX S1R 約4730万画素
  • LUMIX G9 PRO ハイレゾモード 約8000万画素相当
  • LUMIX S1R ハイレゾモード 約1億8700万画素相当


それぞれの画像を同じ解像度(ppi)で書き出した際のサイズの違いがこちらです。


画像サイズ比較


数字の違いそのまんまなんですが、面積で比べると特にS1Rのハイレゾモードの巨大さが際立ちます。さすが約1億8700万画素相当です。

こうやって見ると、約3630万画素と約4730万画素の差なんて大したことない気もします。


画素数、画像サイズがでかくても解像してなければただの無駄データですので、トリミングして部分的にみてみましょう。


トリミング比較

それぞれ先ほどのppiのまま公園のパンダ?部分に揃えてトリミングしてみました。

RAWで撮影し、そのままLightroomでJPEGに書き出したものです。


使用レンズは

  • G9 PRO + LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.
  • D800E + SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
  • S1R + LUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.

絞りはマイクロフォーサーズ(G9 PRO)はF5.6、フルサイズ(D800E、S1R)はF11にて撮影しています。


パンダ並べ#


画素数に応じて拡大されるようになります。どれもしっかり解像しています。

ハイレゾモードについてはG9 PROの方はしっかり解像しています。

S1Rのハイレゾモードはわずかに緩く見えますが、周辺に近いこともありレンズ性能のせいかもしれません。柵の部分などはしっかり解像しているように見えます。

LUMIX S PRO 24-70mm F2.8、欲しい…


拡大比較

続いて、被写体の大きさを揃えてトリミングしてみました。

D800Eの大きさを基準にG9 PROは拡大S1Rと各ハイレゾモードは縮小しています。画像を統合後、比較しやすいよう200%拡大(ニアレストネイバー法)にて出力しています。


被写体の大きさを揃えて比較200%


レンズの問題ですがD800Eは色収差が目立ってしまっています。

SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM は結構色収差激しいんですよね…

S1Rより大きい画像はこのサンプルを制作している時点で縮小しているので高画素の意味があるのか?と思われますが、実際見てみるとその解像具合は縮小されても生きています。

S1Rは若干コントラストが弱いですが、自然光源の具合もしくはやはりレンズ性能のせいかもしれません。解像感は非常に繊細です。


解像感はそのまま画素数に比例している印象です。

レンズ性能が良いこともプラスしてか、G9 PROのハイレゾがかなり健闘してますねー。


ハイレゾモードで高精細化とノイズレス

レンズの性能差が出にくいよう、もう少し中心よりなところをトリミングしてみます。

この画像も先ほどと同じように処理しています。


被写体の大きさを揃えて比較2_200%


先ほどよりも解像感の違いがよりわかりやすいかと思います。

壁面のパターンを見てみるとG9 PROでは完全にわからない状態ですが、D800Eでなんとなく柄が見えてきてS1Rにてはっきりその柄が確認できると思います。


ハイレゾモードによるノイズの減少がとてもよくわかります。特にG9 PROの解像度アップとノイズ軽減効果は顕著ですね。全く別のカメラに生まれ変わったかのようです。

G9 PROのハイレゾモードは、まだノイズに埋もれてはいますがマイクロコントラスト*2が高くハッキリとその柄が見えるほど解像しています。ノーマルモードとの差がすごいです。

S1Rのハイレゾモードでは、元々そんなにノイズがあるとは思えないノーマルモードよりもさらにノイズが減って、すごくクリアに繊細に解像しているのがわかると思います。

別格ですね。すげー。


ちなみにトリミング前のS1Rハイレゾモードの元画像がこれです。

LUMIX S ハイレゾ

リンク先のFlickrの前後に他の元データもあります。


モアレもなくなる

もう一つ同じ方法でトリミングした瓦部分です。


被写体の大きさを揃えて比較モアレ部分200%


高画素ローパスレスセンサーはモアレが出やすいのですが、S1Rは非常によく抑えられています。

D800Eはローパスレスではありません*3がとてもモアレが出やすいです。

S1Rでも多少モアレが出ていた部分ですが、ハイレゾモードで撮影することでモアレもすっきりと消えています。

ハイレゾモードでモアレが消える効果もあるんですね。


S1Rのハイレゾ、ファイルサイズでかすぎ問題

そんな、超絶素晴らしいクリアさと解像度を実現しているS1Rのハイレゾモードですが、そのファイルサイズは1枚あたり約350MBにもなってしまいます😅

通常のS1RのRAWデータでも85MBくらいあってしんどいのですが、350MBはでかすぎて気軽には使いたくないレベルです。3枚撮ったら1GB超えですよ。

しかもRAWでしか撮れません。PC性能によっては現像処理がしんどいかもしれません。

ただ、この画質ですからここぞという時には是非とも使いたい機能です。


まとめ

今回、全てマウントが違うカメラでレンズも統一できてないため、純粋なカメラとしての比較はできていませんが、そのS1Rのポテンシャルを知るには十分な結果でした。


そしてハイレゾモードの恐ろしさも改めて知る結果となりました。

ほんとパナソニックのハイレゾモードの解像具合は飛び抜けていますね。

G9 PROのハイレゾモードは前回の検証同様すごかったですし、S1Rは次元が違いすぎました。


とまあ、ハイレゾモード絶賛になってしまいましたが、ハイレゾモードは三脚必須で当然動きものには使えませんけどね。


通常ショットで考えた場合、S1Rの高画素高解像度は飛び抜けたすごい武器だと思いました。

トリミング耐性も高いので鳥なんかの撮影にはEXテレコン*4がめっちゃ役に立ちそうです。 1.4倍でも2350万画素残りますからねー。


筆者もS1Rを手にするまでは、「2000万画素あれば十分だろう」「D800Eの約3630万画素でも持て余しちゃうよね。」なんて思っていましたが、実際に使ってみるとその解像度のありがたみをひしひしと感じております。

画像は縮小しても高解像度の恩恵を受けますし、PC環境がある程度整っていて高画素機を使えば画質も自由度も大きく上がります。


いやー、これもうワンランク上のS PROレンズなんかを使ったらもっとヤバいんでしょうね😅


↓ S1Rノーマルショット画像 JPEG撮って出し

LUMIX S 24-105-F425 mm60.0 秒 (f - 11)ISO 100


↓ Lightroom(Luminar4併用)で現像処理を施したS1Rハイレゾ画像

LUMIX S 24-105-F480 mm1-20 秒 (f - 11)ISO 100-3

補正で結構ノイズが出ましたが、ディテール優先のためノイズを残しています。


↓ LightroomでRAWからそのまま書き出したS1Rハイレゾ画像

LUMIX S 24-105-F4105 mm1-5 秒 (f - 11)ISO 100


↓ S1Rノーマルショット画像 JPEG撮って出し

LUMIX S 24-105-F470 mm1-80 秒 (f - 8.0)ISO 640


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*1:センサーをずらしながら撮影された8枚の画像より高解像度画像を生成する機能

*2:定義がよくわからないが、多分シャープネスとか細部の明瞭度みたいな感じ。かっこいいから使ってみた。

*3:ローパス効果をなくすフィルターを搭載

*4:パナソニックのあらかじめトリミングして撮影する機能。クロップ撮影。画像サイズが小さくなる。