LEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH. H-X025を中古で購入しました。
購入してかれこれ1年と5か月ばかし使いましたが、さすがはライカ銘…なかなか侮れない一本でございました。
なんとその購入価格は約2万5,000円!(現在は多少値上がり傾向です)
いくら安いとはいえ入門用というには勿体無いくらい。極上の良い写りのレンズがこの価格で手に入るのはまさにマイクロフォーサーズ冥利に尽きますね。
現在はII型が発売され型落ちとなっていますが、AF駆動系の変更のみでレンズ構成は変わりません。
旧型であることで価格も安くなっておりますので非常にコスパの良いレンズかと思います。
スペック
- レンズ構成 7群9枚(非球面:2枚、UHR:1枚、ナノサーフェスコーティング:1面)
- 絞り形式 7枚羽根 円形虹彩絞り
- 最小絞り F16
- 最短撮影距離 0.3m
- 焦点距離 25mm
- フィルター径 46mm
- 外形寸法 63mm×約54.5mm
- 質量 約200g
外観
所有のマイクロフォーサーズカメラと組み合わせてみました
ちなみに中古で購入したため、銀色の装飾リングがありませんでした。
LUMIX G9 PRO
このレンズに対しては少々ボディがあまり気味です。
操作性は良く悪くはないのですが、せっかくのコンパクトサイズで携帯性を生かすならもう少し小さなボディと組み合わせたいところです。
OM-D E-M5 markIII
E-M5 markIIIとの相性はバッチリです。
コンパクトなレンズとよく合うボディですね。サイズ感がとても良いです。
一番使用頻度の高い組み合わせでした。
LUMIX GF9
一見レンズヘビィに見えますが、レンズは約200gと軽量なため、とても良い感じでグリップできます。
改めてこの組み合わせでもっとスナップを取りたいなと思いました。
周辺減光
開放では周辺減光が大きくみられます。
F2.8〜4.0程度まで絞ってやると概ね改善されます。
解像度チェック
ハイレゾショットRAWで撮影したものをLightroomでそのまま書き出しを並べました。
中央部は開放から解像していますので省略します。
絞りにより大きく解像感が変化する周辺部(右上)をトリミングしています。
開放の周辺部はまあまあの甘さですが、 F2.8に絞っただけでもかなり完全されます。
逆光
最小のF16まで絞るときれいな光条がみられます。
色々角度を変えて撮影してみましたが全域でフレアやゴーストはほとんど見られませんでした。
まとめ
軽量コンパクトでとても取り回しの良いレンズです。何と言っても中古の価格が超お手頃。コスパが非常に良い一本ではないでしょうか。
それでいてちゃんとパナライカの色濃く艶やかな色味を感じさせる描写で本当にこんな値段で良いのかと思ってしまいます。
入門用の25mmといえばLUMIX G 25mm/F1.7 ASPH. H-H025があります。これもとても良いレンズでありますが、もう少しだけ手出しを増やしてLEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4 ASPH. H-X025を購入するのもまた一興ではないでしょうか。
価格を考えると、とても満足度の高いレンズです。
作例
作例は全てJPEG撮って出しです。