2022年4月3日、島根県の西、津和野町へ行ってきました。
同じ県内といえども筆者の住む松江市からは約200km離れています。
東西に長い島根県の東から西ですからね。
電車に2時間50分揺られて行ってきました。(車だと4時間以上かかります。電車は楽ですねー)
津和野駅からは無料のシャトルバスが運行されています。
時間が早かったせいか、自分と友人二人だけの貸切でした。
有料カメラ席は予約でも場所取り大変
有料のカメラマン席を予約して行ったのですが、狭い櫓の上は三脚でぎっしぎしでした。
午後から来た人は割り込む場所も全くなく「お金を払ったのに…」と不満そうでした。そりゃそうですよね。
来年は何らかの対策が取られることを期待します。
流鏑馬スタート
好天に恵まれ桜も満開!10年に一度?!の絶好の流鏑馬日和となりました!
とはいえ昨年から開催が4月の第一日曜日になっていますので、これからは桜の満開と重なることも多くなりそうですね。
鎌倉時代の装束に身を包んだ射手の方々。
流鏑馬は午前の部、午後の部があり、贅沢にも両方堪能することができました。
的は写真奥から一の的、二の的、三の的と3ヶ所あります。
写真奥から手前に向かって疾走する馬の上から的を目掛けて弓を放ちます。
今年は暴れ馬も多く、落馬が2回もありました。
遠くは宮崎から運ばれて来た馬もいるそうです。搬送中は立ちっぱなしで馬も疲れやストレスが大変なのでしょう。
特に2回目の落馬は、射手がなかなか立ち上がらずかなり心配しましたが、遅れて無事立ち上がられ、ほっと胸をなでおろしました。
子供も乗っていました。と言っても弓を射るわけではありません。 後ろにつけた帯を地面につかないよう馬を走らせる訓練のような一コマです。
難しいレンズ選び
今回カメラとレンズは
LUMIX G9 PRO + LEICA DG ELMARIT 200mm F2.8
LUMIX S1R + LUMIX S 70-200mm F2.8
の2台体制で挑みました。
200mm(35mm換算)ではちょっと足りない感じでした。
400mm(35mm換算)だと
↓ 一の的を狙うには足りない感じ。
↓ 二の的は、的まで入れてちょうど良い感じ。ただ午後はちょうど日陰になってしまいました。
↓ 三の的は射手の表情まで捉えることができて良い感じですが、横構図だとちょっと近いです。縦だと馬の足までちょうど入る感じです。的までは入りません。
100-400mm 相当のズームレンズがあったら最適だったかと思います。
LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm / F2.8-4.0 もしくは、SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM ライトバズーカを買っておけばよかったと思いました。
射手には女性もおられました。外国の方もおられました。
弾づまり注意
間欠的でしたが一の的から連写を続けていると、三の的で弾づまりを起こしてしまいました。 バッファフルってやつです。 これは秒20コマと連写が速いLUMIX G9 PROはもちろん、連写が秒6コマと遅く高速なCFexpress typeBを採用しているLUMIX S1Rでさえも。
隣のSONY α7 IVは無限連写をしていましたが…。うらやましい。
おかげで、一番表情まで捉えられる三の的の写真が少なかったです。お連写は計画的にですね💦
SLも撮った!
午後の部は15時過ぎに終了し、その後思いつきでSLも撮りに行きました。
思いつきがゆえ撮影スポットを全くチェックしていなかったので、真横からのショットとなってしまいました。
写真はちょっとイマイチで絵になりませんでしたので動画をどうぞ!
大量の煙を吐き汽笛を鳴らしながらやってくるSLに興奮してしまいました。
ぽっぽー! pic.twitter.com/CPvoGZFKIr
— toshiboo🌥️ (@toshiboo) 2022年4月3日
という感じで、鷲原八幡宮 流鏑馬神事を一日中堪能させていただきました。
疾走する馬なんて乗るだけでも難しそうですよね。
なのに、矢をセットし両手で弓を構えて射るのを3回も素早く繰り返すとか神業としか思えません。
いやーすごいものを見せてもらいました。めちゃくちゃ楽しかったです!
なかなか撮影場所が狭くて大変でしたが、来年もぜひ撮りに行けたらいいなーと思っております!
Special thanks to Odajo and Yu!
旅気分が味わえる動画にしてみました。よかったらみてね。
津和野って観光圏域としては北九州山口なんだね。そりゃ遠いわ😅