あけましておめでとうございます!
皆様、新年いかがお過ごしでしょうか。
飲んでますか?!
カメラ初め、撮り初めはされましたか?
私は例年、正月は寒くて完全引きこもりなのですが、今年は珍しく撮影に出かけました。
初めての白鳥撮影です!
白鳥を撮りたかった!
実は、E-M1 markIIを購入した時の一つの目標として、白鳥撮影を目論んでいたのです。
しかし、E-M1 markIIを購入した時にはすでに白鳥がいない季節になってしまっていて、一年待ってようやく夢が叶いました。
山陰カメクラフレンズ TAKA(@takahiro9930) さんにお伴させていただき、初めて白鳥撮影に行ってきました!
めっちゃ楽しかったです!
初撮りに白鳥撮影に@toshiboo さんと行ってきました!
— taka (@takahiro9930) 2018年1月4日
白鳥撮影楽しいよ!!#白鳥 #島根県安来市 #安来においでよ pic.twitter.com/puqMbIYLv9
さすが!自分と同じ場所同じ時刻に撮影したとは思えないすごい写真ばかり…
島根県安来市白鳥ロード!
案内してもらった場所はこちら、島根県安来市の白鳥ロード近くの田んぼです。
この時期になると、白鳥が過ごしやすいよう水を張ってくれるようです。
この地図のど真ん中くらいの場所です
白鳥(コハクチョウ)がうじゃうじゃ
朝7時半に待ち合わせをして行ったのですが、 撮影場所に着いてびっくり、白鳥がわさわさ居ました。
今まで写真で見ていましたが、実際に目にすると、わさわさどころでなく、うじゃうじゃです(笑)
そして、ちょうど綺麗な朝焼けが、田んぼにリクレクションしていました。
持って行った機材
- E-M1 markII
- 40-150mm F2.8 PRO
- MC-14(テレコンバーター)
- GX7 markII(スナップ用)
- 15mm F1.7
三脚は一応持って行きましたけど立てませんでした。
後半は腕が疲れたので一脚を使いました。
結論から言うと、結構白鳥飛び待ち時間が長いので、ずっと持っていると、いくら軽量なマイクロフォーサーズとはいえ手首が痛くなりました。
一脚か三脚使った方がいいです。
焦点距離はどれくらい
ほぼ、テレコンを付けず300mm(35mm換算)で撮っていました。
仕上がりを見てみると被写体が小さすぎることも多かったですし、距離もまあまああったこともあり、テレコンはつけっぱなしでもよかったかなぁと思いました。
どの白鳥が羽を広げるのか
やはり、黙っててもかわいい白鳥ですが、撮りたいのは、羽を広げているところとか飛び立つところ。
その羽を広げているところを撮りたいけども、意外と羽を広げるのは一瞬です。
全体を見てて、羽を広げ始めてからレンズを向けても間に合いません😅
完全に下手くそなモグラ叩きゲームのような感じです。
羽を広げる前の所作がある
どうもTAKAさんの話では、白鳥は水浴びした直後や首を動かしていると羽を広げやすいそうです。
なので、事前にその所作を見つけて、その白鳥が羽を広げるのを狙いながら待つしかないようです。
もちろん、フェイントでスカされることも多々あります😅
1/60秒で流し撮り!
続いて飛び立つシーンを収めようと思い、TAKA氏にSS(シャッタースピード)を聞いてみると、「1/60秒で流し撮りを狙います」とおっしゃるので、チャレンジしてみました!
基本的にはテレコンを使わず40-150mmの望遠端で撮影していました。
マイクロフォーサーズだと300mm相当になります。
実際帰ってからMacに取り込んで確認すると、散々な結果でした。
1/60秒ですからね〜。完全になめてました😅
かろうじて、なんとか白鳥の顔のブレが少ないものはいくつかありましたが、背景がごちゃごちゃしていたり、他の白鳥とかぶっていたり、ピントが外れていたり、構図が悪すぎて救いようがなかったりと、運任せで連写していてはあまりにも歩留まりが悪すぎました。
もっと、せめて事前に構図と背景は狙いたいところですが、これまた、どの一から白鳥が飛び立つかも(自分のような素人には)わからないため、難易度が高かったです。
飛び立つ所作もわかるらしい
これも、やはり、首を動かしていたり、前に他の白鳥がいないと飛び立ちやすいようです。
そして風がある程度ないとなかなか飛び立たないようです。
そういうのも複合的に感覚でわかるには、もっと経験が必要だと思いました。
なんとか撮れた?流し撮りですが、このシャッタースピードで羽の形まで良いものは撮れていませんでした。
E-M1 markIIの設定
流し撮りの手ブレ補正
E-M1 markIIの場合は、手振れ補正の設定をS-IS AUTOに設定していれば、流し撮りに対しても適切に手ぶれ補正をしてくれます。
自分もAUTOのまま撮影しました。
ただ、設定にはS-IS2と言う縦ブレだけを補正してくれる流し撮り専門ともいえるモードがあるので、そちらを設定したほうが、歩留まりが良かったかもしれません。
(自分の技術不足をそのせいにしたいだけ(笑))
シャッタースピード優先
撮影モードはシャッタースピード優先とISOオートで1/1000秒と流し撮りでは1/60を使いました。
ただ、日が照っているところで1/60では露出オーバーになってしまいました。
AF設定
結局、C-AFのTR(トラッキング)をずっと使っていましたが、やっぱりちょっとピントの追従はイマイチだったように感じました。
一点のC-AFの方がよかったでしょうね。
撮りすぎ注意
今回、言っても野鳥撮影ということで、プロキャプチャーモード最速連写(シャッターを押し切る14コマ前と押し切ってから秒間18コマで撮影できる)を設定していましたが、 身体の大きなコハクチョウですので、それほど俊敏なわけでもなく、プロキャプチャーはまったく必要ありませんでした。
連写も秒10コマあれば十分な感じです。
家に帰ってMacに取り込んでみると、4400枚くらい撮っていました😅
もうこうなると見る気すら起きません(笑)
設定を変えていないと、ちょっとスナップみたいなの撮っても、一気に15枚撮影されます(笑)
1/1000秒で止める
流し撮りだけでは不安でしたので、1/1000秒で止めたショットも抑えました。
透き通る白鳥の羽や、逆光が反射する水しぶきなどを止めて美しく撮影でき、もちろん歩留まりも良いのですが、今度は背景がはっきりしてしまうので背景選びが難しいです。
F2.8といえども、白鳥とはそれなりに距離がありますし、マイクロフォーサーズだとボケ量は2段分少なくなってしまうので、背景がF5.6並みのボケになってしまいます。
これもやはり、事前の白鳥の動きを察知して、背景を考えた位置取りや角度を考えれば良かったと思いますが、この時の自分にそこまでの余裕はありませんでした。
飛んでしまえば撮るのは比較的簡単
大きいボディで優雅に飛んでいますので、比較的撮影しやすいです。
問題はやはり背景ですね〜。
もう少し高く飛んでくれると、光芒と…と言うシーンも多かったりはしましたが、そこは白鳥さんにお願いするか、注意深く飛んでくるやつを見ておくしかありません。
というわけで異常に撮り過ぎてしまったために、4分の1ほど見て、セレクトをやめて現像をしました。😅
撮りすぎは現像欲を奪いますね。連写気をつけましょう。
めっちゃ寒い
さすがに、真冬の吹きっさらしの場所だけあってかなり寒かったです。
上下ヒートテックとジーンズとセーターと革ジャンとマフラーとカメラグローブと自分の最高冬装備でしたがめっちゃ寒かったです。
腰にカイロつけてましたが無力でした。
せめてフードが欲しかったです。
飛び立つのは10時からがピーク?
飛び立つ時間は10時くらいからがピークみたいなので、もっとゆっくり来てもよかったかもしれませんが、朝の横から射す光を浴びた白鳥を撮るには早い方がいいですしね〜。悩ましいところです。
さて、本年も皆様のカメラライフに、
何かしら役に立てる記事を目指して書いていこうと思いますので
何卒よろしくお願いいたします!
皆様にとって良きカメラ年になりますように!
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