年に1回、持病のメンテナンスのため、島根から車で片道4時間かけ、大阪府吹田市の病院へ通っております。
片道4時間ともなると、メンテナンスなのか悪化させてるのかわからないくらい疲れるのですが、今年は帰りに、伊丹空港(大阪国際空港)で飛行機を撮るんだ!というのをモチベーションに運転を頑張ってきました。
というのも、同じくマイクロフォーサーズ機E-M1 markIIユーザーtawabon239 (id:tawabon239)さんの
こちらの記事に触発され、飛行機を撮りたくてしょうがなくなりました。
飛行機なんて全然わからないんですが😅
持って行ったもので使ったもの
- E-M1 markII
- 40-150mm F2.8 PRO
- MC14(1.4倍テレコンバーター)
- 7-14mm F2.8 PRO
- THETA S
- 三脚
- ケーブルレリーズ
- 虫除けスプレー
なんか、バッグいっぱいいろんなものを持って行きましたが、結局使ったのはこれくらいですかね。フラッシュやフィルター類はもとより、標準ズームすら使いませんでした。
持ってったらよかったもの
- サブ機(GX7 markII)
- 魚眼レンズ(持ってない)
- ビニールの敷物
連日雨が続き、この日も小雨がぱらついていましたが、夕方から少し空が見えるようになり、曇り空ながら雨は止みました。
おかげで、地面はぬかるんでいたり、水たまりができていたりで、カバンを降ろすのも躊躇する状態でしたので、使い捨てできるようなビニールシートがあったらよかったです。
↑ 川ではありません。水たまりです。
あと、三脚立てて望遠でセットしている間、後ろから来る飛行機を広角で撮るためにサブ機を持っていけばよかったと思いました。
撮影場所
今回の撮影場所は32Lエンド(どういう意味でしょう?😅)千里川土手の川の後ろ(向こう岸)にしました。
着陸する飛行機が頭上をかすめるがごとく通過する迫力のポイントです。
さすがに川の土手なので10月でも虫多かったです。虫除けスプレーは持って行って正解でした。
川のどちらの岸にするか
滑走路に近い方は、フェンスもかなり高いので、伸長170cm位の三脚では難しいかなと思い、離れている方の岸の土手にしました。
滑走路からは少し離れることになりますが、ちょうど空港のフェンス越しに滑走路が見える高さになります。
撮影ポイントまでくると川を渡れないので、移動するには橋まで戻らないといけません。
駐車場
近年まで、車では結構行きづらい場所だったようですが、tawabon239さんが紹介されていました新しくできたという駐車場に停めました。
なんと歩いて5分で撮影ポイント!という絶好の立地です。
しかも最大600円(24時間)と言うことで、安心して撮影に勤しめました。
さすがに天候条件が良いと、夕方早くから満車になるようですので、早めに行ってのんびり過ごした方がいいかもしれません。
トイレなどない
千里川土手近辺にはトイレはないようです。
スカイランドHARADAまで行くとあるようですが、歩いて20分以上かかります(^^;
420mm(35mm換算)で良い感じ
トリミング前提で撮影するなら、ほぼ必要十分ですが、もっと機体をクローズアップした迫力の絵を撮るにはちょっと足りない感じです。
とはいえ、機体の位置によっては、この程度のフレーミングになります。
300mmF4PRO(欲しい)だと逆に引けないので、オリンパスのマイクロフォーサーズ機では40-150mmF2.8PROにMC-14(1.4倍拡大するテレコンバーター)がベストかもしれません。この組み合わせで最大420mm(35mm換算)になります。
ただ、テレコンをつけるとF4と暗くなるので、日が沈んでから着陸など機体が動いている時の撮影はかなり厳しいです。
暗くなってからの撮影
暗くなってから1/100秒くらいでシャッターを切ろうと思うと、ISO6400でも足りずアンダーになりますし、AFもなかなか合焦しません。
1/100 f4 ISO6400
↑ 一応着陸直前。真っ暗になってからはかなり厳しい。
ISO6400ですが、現像で露光量をあげたのでノイズがさらに増えそれを消そうとノイズ軽減を強くして…とかなり崩壊しています。
今考えると、トリミング前提でテレコンを外し、F値を稼ぎISO3200に落とした方がよかったかもしれません。
案外、着陸寸前とか接地の瞬間なら1/50でもなんとかなったのかな?とも思いますが試してませんでした。
隣のすごいカメラ3台とレンズと三脚のご夫妻は真っ暗闇でも着陸連写されてました。やはり1DXm2が必要でしょうか…
暗くなり始めが勝負か
今日は小雨混じりの曇天でしたが、綺麗な夕焼けが見られました。
1/160 f4 ISO1600
この時間ではまだ、真っ暗ではなく、住宅街の明かりもポツポツとしか灯っていませんが、着陸離陸時の飛んでいる機体を撮るならこの時間くらいまでがギリギリかもしれません。
1/125 f4 ISO1600
暗くなってからは離陸前が吉
離陸前なら数秒間は停止してくれるのでかなり余裕を持って撮影できます。
1/5 F4 ISO1600
これだけ時間があったら、もっと絞って光芒を出せばよかったかなぁと後から思いました。
1/200 F4 ISO800
これは滑走路の誘導灯(?)が点き始めのまだ比較的明るい時間帯のものです。
夕日に照らされる機体がとても美しいです。
オススメの設定は
E-M1 markIIの場合ですが基本的には
- シャッタースピード優先モード(1/100前後)
- 絞り開放
- ISO オート(上限1600)
- 1点 C-AF
- 連写L
を基準でいいと思います。
機体が止まっている状態ならISO感度を下げ、シャッタースピードを遅くします。
タイミングが良ければ1秒以上開けることも可能ですが、いつ動き出すのかよくわからないので、自分は長くても1/4秒くらいでやめときました。
地上をゆっくり動いている時は1/25秒程度、着陸前はやはり1/100秒より早くが目安となると思います。あくまでも目安ですが。
暗くなれば、必然的にISO感度を3200以上にせざるをえなくなっていくと思います。
フルサイズセンサーであれば問題ない感度ですが、マイクロフォーサーズではなかなか厳しくなってきます。
暗いとAFも合いづらくなっていきますので、MFで大体の位置にあらかじめピントを合わせておく、いわゆる置きピンにしたほうがいいかもしれません。
ライブコンポジット
ライブコンポジットで撮ってみましたがなんだかよくわからない写真になりましたw
ハイレゾショット
せっかく三脚立てているので8千万画素ハイレゾショットでも撮ってみました。
1/4 F4 ISO800
輝く機体と夜景のコンビネーションがとても綺麗でした。
反省点
大満足の飛行機撮影でしたが、次回はもっとこうしたいというのも見えてきました。
- もっと動いて撮影位置を変えて撮ればよかった
- 絞って光芒を出したかった
- もっと大きい三脚を使い、誘導灯をもう少し見下ろす高さから撮りたい
- サブ機と魚眼で頭上をかすめる機体も撮りたかった
- 機体の種類とか勉強したい!
などなど。
美味しかった勝カレー
帰りに寄った中国道は勝央下りSAのレストランじゃなくてフードコートみたいなところで食べた勝(カツ)カレーが美味しかったです。
どうせSAだし、レトルトに冷凍カツが乗っているだけかと、全く期待していなかったのですが、手作り感満載のカレーとサックサクのトンカツ(多分ヒレ)で結構ボリューミーでした。しかも、670円と意外とお手頃で大満足でした。
めっちゃ美味しい学食のような味でした😍
勝央下りSAの勝カレー。全然期待してなくてレトルトと冷凍カツかと思ったら、なかなか美味い手作りのが出てきて驚いた🤗 pic.twitter.com/EydK1HE5FP
— toshiboo⛅ペンタックス大好き (@toshiboo) 2017年10月20日
いやー、とっても綺麗でとっても美味しくて、診察結果も良好でしたので、大満足18時間の通院となりました😄