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カメラでハッピーライフ!

本来あるべき完全体の姿へ。E-M1 markII バッテリーグリップレビュー




平成30年9月北海道地震緊急災害支援募金(Yahoo!基金) - Yahoo!ネット募金

自分は今まで、大きすぎるカメラは避けてきました。

Canon EOS 6Dをチョイスした際も、5D3と散々迷ったのですが、比較的コンパクトだったことも理由の一つでした。

 

 

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なんでなのかよくわかりませんが、可搬性でもなく、威圧感とかでもなく、単純に「でかい人は小さい車に乗りたがる現象」と同じようなものだと思います。

191cmなのに、MINIやスマートに乗ってたくらいですんで(笑)

 

 

 

 

そんな自分が、ミニマムなフラッグシップ機であるE-M1 markIIに乗り換えたわけですが、機能や画質はもちろん、サイズにおいてもとても満足しておりました。

 

なので、今回バッテリーホルダー(縦位置グリップ)を入手したのも、サイズやグリップ感やバッテリー持ちに不満があったわけではなく、ただ単に、「このサイズなら縦グリップがあっても許容範囲なのでは…」という思いと、今まで縦グリップを使ったことがなかったので使ってみたいという好奇心からでした。

 

 

というわけで、中古のバッテリーホルダー HLD-9を購入してみました。

オリンパスではバッテリーグリップではなくバッテリーホルダーと呼ぶようです。ただし聞きなれないこともあり以下グリップで通します。

 

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取り付け方

さほど説明することもありませんが、一つ書いておくとすれば、本体の接点キャップは取外せるゴム蓋なので躊躇せず外して良いということと、その外したキャップはHLD-9のくぼみにはめておくことができるということです。

 

最初、構造がわかんなくて、蓋なのかシールなのか、一辺がくっついているのかわからなくて戸惑いました😅

 

それさえわかれば、HLD-9側のキャップを外して(残念ながらこれの保管場所はない)グリップ側の棒を穴に合わせて三脚ねじをクルクル回して取り付けるだけです。

 

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バッテリーは2つ使用できるものの

バッテリーグリップというだけあって、バッテリーが2個同時使用ができ、電池持ちが単純計算で2倍になります。(バッテリーは別売り)

 

しかし、なんと本体側バッテリーはそのままで、バッテリーグリップには一個だけ入れる仕様です。

本体にセットしたバッテリーを充電する場合は、バッテリーグリップを取り外す必要があります😅

うーん、めんどくさい。

 

本体にバッテリーを入れなくても使える。

さすがに充電のたび毎回取り外すのは面倒ですし、今まで一回の撮影でバッテリー切れとなったことも星の撮影くらいしかないので、本体にバッテリーは入れないでおくことにしました。

軽量化にもなりますし。

今まで通り予備バッテリーとして、カメラバッグのポケットに忍ばせておくことにします。

 

AC給電が可能に

バッテリーグリップにはACアダプター(別売り)が接続できるようになっております。

残念ながらUSB給電や本体充電はサポートされていません。

 

 

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使い心地レビュー

装着してみて、最初に、「これでやっとフラッグシップっぽくなったな」というちょっとアレなアホっぽい感想でした。

でも、単純に見た目がいかつくなって威厳ありそう〜♪というわけでもなく、非常に手に馴染んでしっくりくる感じでした。

 

今までキヤノン使用時代もバッテリーグリップを検討はしてきましたが、どれも取って付けた感がありました。

 

その点、このHLD-9の一体感たるや素晴らしく、ボディラインの見事ななめらかさを崩さず、むしろその曲線美の延長上に、美しさを増幅させるようなデザインがきちんとされています。

まるで最初からこうであったかのような佇まいです。 

 

 

 縦位置はグリップが太い

今までE-M1 markIIのグリップに対し特に不満はなかったのですが、縦位置のグリップは本体のグリップよりも太くとても手に馴染むものでした。

本体のグリップも細いながら深さがあるので、すごくよくできているとは思いますが、縦位置は、よりがっちり包み込むように握れる感覚です。

 

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小指までしっかり握れる

今まで小指がどうしても余っていた横位置も、しっかりと小指まで握れるようになり、本体だけの状態とは比べ物にならないくらい安定します。

 

「ようやくこのカメラのあるべき姿になったんだ…」と感じました。

大げさでもなく、かっこつけでもなくて、本当にそう思いました。それくらいとても、しっくりきました。

 

縦位置のレンズ脇ボタンはない

基本的に縦位置グリップには前後ダイヤルも十字キーもファンクションボタンも2つ装備されていて、撮影時は横位置と遜色のない操作感が得られているのですが、レンズ脇のボタンは装備されていません。

自分はここに拡大とピーキングを割当てていたので、ファインダーを覗いたまま操作するのにちょっと遠くなってしまいましたが、なんとか右手中指は届きました。

 

AFタッチパッドはちょっと遠い

いくら指のリーチが人一倍長いとはいえ、AFタッチバッド(ファインダーを覗いたまま液晶をなぞるとフォーカスポイントが移動できる超便利機能)は縦位置だとちょっとやりにくくなりました。

もちろん縦グリップにも装備された十字キーで動かせるのですが、タッチパッドの素早さには敵いません。

とはいえ、これも先ほどのレンズ脇のボタンと同様、頑張れば届くし、慣れれば問題なく使える距離ですので、あとはもっと頑張って親指を成長させたいと思います。

 

 

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縦位置ロックレバー

横位置で握った際、どうしても右の手のひら部分が縦位置のシャッターやダイヤルに触れてしまうので(自分の場合触れても誤操作したことは今のとこないかな)縦グリップの操作をOFFにするロックレバーが付いています。

縦位置で握った際、自然に指が持っていける使いやすい位置にありますのでロックONOFFのストレスは最小限です。

 

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スナップカメラとしても使いやすい

当然、大きく重くなるのですが、それでも一眼レフのフラッグシップや縦グリップ付きと比べると全然コンパクト。

EOS 7D mark II だとバッテリーグリップ装着時(レンズなし)で1,300gを超えるのですが、E-M1 markIIならバッテリー2個装填時でも910gです。

 

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25mmf1.2PROあたりのレンズなら、右手に持ったまま歩いても、重くて困るということもありません。逆にストラップをつけない自分としては、グリップの安心感向上メリットのほうが大きいです。

当然このあたりの感覚は人それぞれで、こんなの重くてありえないと思われる人もいるとは思いますが、一眼でスナップをするのであればこのくらい許容範囲かなと思います。

ストリートでスナップする場合はちょっと目立ってしまうかと思いますが、どちらかというとレンズサイズ次第かなと思います。

 

改めて感じたのは自分は意外と縦位置撮影が多いようで、すごくストレスというかスムーズに撮影できていると実感しました。

その縦位置の際の安定感の向上たるや全く比べ物にならないです。

 

今まで、重くなるくらいならいらないだろうと思っていましたが、これで、縦グリ必須という人の気持ちが完全に理解できました。

 

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 額に傷を入れてより精悍さが増しました😂

 

 

とにかくグリップ感が最高

もうほんとこれに尽きます。

椅子に座ってカメラを握りファインダーを覗くだけで酒がすすみます。

そして縦位置に握りなおしてもう一杯。

テーブルにおいて眺めながらもう一杯。

撮影する必要がありません。

触れているだけで幸せを感じます。

 

 

 

外しても愛せる

意外にも、これほど気に入ってしまったこのバッテリーグリップですが、しばらく装着してから外してみると、信じられないほどコンパクトに変身します。

これはこれで元の姿に戻っただけのはずですが、ハイエンドな機能がこれほどまでにコンパクトに仕上げられているという実感をものすごく感じます。

まるで別のカメラを使っているかのよう。

まるで超高性能コンパクトデジタルカメラのような錯覚を起こしてしまいます。

つけていなくても今まで以上に愛せます。

 

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縦グリを外すとわずか580g

 

というわけでこのバッテリーグリップHLD-9を装着すると、縦位置での使いやすさはもちろん、横位置でも安定感がかなり増しますし、カメラを手にした感触が2倍以上に楽しめるという思わぬ作用もありました。

 

決してお安くはないものの、十分値段に見合った価値のある製品だと思いました。

 

E-M1 markIIユーザーの皆様、本来あるべきの完全体の姿で撮影を楽しむため、そして性能が凝縮されたボディを再認識するためにも手に入れられてはいかがでしょうか。

 

 

↑ メガネかけてる人でも使いやすいですかね?