今回入手したNikon D800Eですが、人生はじめてのニコン機だったので、わからなかったことや気づいたこと、ニコンの良いとこ悪いとこをまとめておきたいと思います。
ちなみにキヤノンを13年使ってオリンパスを1年使っただけのおじさんです。
正直一生ニコンには縁がないと思っていましたが、まさかまさか。
レンズ脱着が逆回転
カメラやっていれば誰でも知っていることでしょうし、自分も当然知ってましたが何回やっても戸惑います。
まだレンズ一本しか持ってないので、今のとこほぼ外すことはないですが😅
取り付ける時は左回転で、外す時は右回転です。
この方向はニコンだけなのかな?
基本的すぎるのかググっても出てきません。
ただ、戸惑いはしますが、わかっていればどっちでもいいかなという気がします。
さすがに今更変えようがないことでしょうしね。
なのにフードの取り付けは正回転
通常通り右に回して取り付けで、左に回して外せます。
ズーム、フォーカスリングも逆回転
これもみなさん知っていることですし、当然自分も知っていました。
ちなみに、意識はしてはいませんでしたが、たまたまキヤノンとオリンパスは同じ回転方向でした。そしてあとシグマのみが同じ回転方向のようです。
ニコンの回転方向が多数派のようです。
なので”逆”回転はキヤノンオリンパスシグマ連合のようです。
今までタムロンやパナソニックのレンズも使っていましたが、それは全部単焦点でしたのであまり気にもなってませんでした。
しかし、レンズの取り付けよりはるかに深刻な問題で、とっさに必ず間違えてしまうので、瞬時のシャッターチャンスなど必ずワンテンポ遅れてしまいます。
ピントリングなんかどっちがどっちだったか混乱します(笑)
頭ではわかっているのですが、みっちり体に覚えさせる必要がありそうです。
モードダイヤルがない
これ結構戸惑いました(^^;
右肩のモードボタンを押さえながら手前のダイヤルを回すと変えられます。
キヤノンだとモードダイヤルがないのは1D系くらいですので、何かハイエンドっぽくてかっこいいですね(笑)
露出補正もボタンを押しながら
これも露出補正ボタンを押しながら手前のダイヤルを回します。
ダイヤルを回すだけで露出補正できるよう設定できます。
ISO感度も左肩のボタンを押しながら
片手で変えられないのでちょっと操作性が悪いです。
これも先ほどの露出補正と同じくダイヤルを回すだけに割り当てられますが、露出補正の簡易操作とは排他的な設定となります。
右手のみで露出と感度をコントロールしたいならば、ISO感度を簡易操作に割り当てれば良いのですが、意外と露出補正ボタンと背面ダイヤルは同時に触りにくいんですよね。
自分の手がでかいからですかね(^^;
結局マニュアルモードだとISO変更は左肩のボタンを押さなきゃいけないので、露出補正を簡易設定に割り当てて使っています。
ちなみにD850だとISO感度ボタンは右肩にあるらしいですね。
グリップに中指の関節が当たって痛い
手がでかいつながりで思い出しましたが、グリップした時に右手中指第二関節がニコンのダサいかっこいい赤い部分の下に当たって痛いです。
ちょっと外側にも張り出しているんでしょうか。パナソニックG9 PROを握った時にも同じようなことを感じました。
ここが当たって痛くて萎えてるとこ。 pic.twitter.com/8t4fHFDhUo
— Toshimitsu Fujii (@toshiboo) 2018年4月6日
なので回避策としてちょっと下側を持つのですが小指が余ってしまいます。
縦位置グリップつけるとさすがにスナップ散歩には重すぎて😅
ボディは大きいのですが、意外とグリップが浅くて、手に持ったまま歩いていると落としそうだったりします。
まあ多分、自分の手がでかいだけですけどね😅
AF-Sと AF-C、AFエリアの切り替えはレンズ脱着ボタン下
まさかこんなところにレバーとボタンがあるとは!
まあ、これだけ離れていると間違えることがなくて良いかもです。
レバーでAFとMFの切り替えができて、ボタンを押して前後ダイヤルを回すとコンティニュアスやAFエリアの切り替えができます。
キヤノン(6D)のようによく使うボタン(AF、ドライブ、ISO、測光)が4つ並んでいると、かなりの操作を右手で完結できて良い面もありますが、まあよく間違えてましたから。
AF合焦はファインダー左下の ●
AF-ONボタンを押してもシャッター半押ししてもピントが合ってなくても、AFターゲットが赤く一回光るだけなんで、合焦しているかどうかは操作音出さなきゃわからないかと思って戸惑いました。
どうやら、ファインダー左下に●が出ると合焦のようです。それしか合焦がわかるサインがないです。
キヤノンのようにAFターゲットが点滅するとか、オリンパスのようにAFターゲットの色が変わるとかして欲しいけど、これやらないのはパテントかなんかですかね?
結構視線移動が起こるので大変です。
ここは唯一と言っていいほど改善して欲しいと思いました。
ドライブモードはボタンを押しながら回す
ドライプモードは左肩のダイヤルなので、これも独立していてわかりやすくて使いやすいです。
ただ、ロック開放ボタンを押しながら回さなきゃいけないのをわからず壊しかけました(笑)
測光モードもダイヤルスイッチ
これも完全に独立していて良いです。
ただ存在感が薄いせいか、一回設定したにもかかわらず、「測光モードどこで変えるんだっけ〜?」とずっとメニューを探していました(笑)
視度調節は引っ張ってから回す
時計のリューズのように引っ張ってから回します。
誤って変更されなくて良いのですが、やはりわからず壊しかけました(笑)
その隣を見ると、アイピースシャッターも内蔵!
ストラップ使わない派からすれば、いつでも忘れることがなくていいですね。
キヤノンだと内蔵しているのは1D系だけでしたっけ?
さすがに操作性は良い
上記の戸惑う点は、慣れの問題が多く、同メーカーでも機種によって変わる部分もあると思います。
さすがにニコンという一大カメラメーカーだけあって、よく考えられた操作性だなと思いました。
一つのボタンに前後ダイヤルで複数の機能の設定変更をするような操作が少なくてとても良いです。
左肩の設定ボタンも、一見煩雑に見えますが、右肩の液晶を見ながら操作する分には、初めてでも迷うことは少ないかと思います。
それに対する前後ダイヤルも、関連する設定なので迷いは少ないです。
というわけで、初めてニコンを使った時に起こるあるあるのような内容かとは思いますが、操作性が大きく違うからといって、他メーカーを敬遠する必要はないなぁとつくづく感じました。
キヤノンからニコン、その逆も然り。
キヤノンの背面サブダイヤルはめっちゃ使いやすいですよ〜!
ご存知、デジタル系ライター荻窪圭さん曰く 「人間なら3マウントまでOK」とのことですけど、あと1マウント悩みますね…