えー、めっちゃ欲しいです。α7R III
なんかねーもう、病気ですよね。
まだE-M1 markIIを買って9か月くらいしか経ってないのに。
なんの不満もないのに、
ろくに撮影にも出ないのに。
でもね、なんかね、めっちゃ欲しいんですよ。α7R III。
しかしながら、さすがに自粛しなきゃいけないと思いつつ、買いたいけど買わない理由を考えてみました。
これを列挙することで、自分の欲望を抑えたいと思います。
超高解像度4,240万画素
まず第一にこれですよね。
つい数年前まで、2000万画素ですら、そんなに必要なん?なんて思っていたものですが、もはやそれくらいでは物足りないようになってきています。
繊細な解像感
そんな画素数何に使うのかと言えば、まずは解像感。主に風景写真の。
最終的に同じ画素数にリサイズするとしても、より高解像度で撮影したものの方が、繊細で綿密な解像感があります。
なぜなのかは、よくわかってないし、ちゃんと説明もできませんが、経験上間違いなく高画素のものをリサイズした方が、同じ画素数でも描写の細かさを感じます。
トリミング耐性
あとこれですね。
4240万画素なら横写真を縦にトリミングしてもまだ残り2000万画素近いですからね。
撮影時に撮りたい被写体が撮りたい形で撮れてれば、構図なんてあとでどうにでもできるわけですよ。
素晴らしい。
オリンパスにはハイレゾショットがあるじゃない
どうせ風景撮る時、三脚持っていくんでしょ?
だったらOM-Dのハイレゾショットで撮ればRAWで8000万画素だよ?(E-M1 markIIのRAWの場合)
本当に8000万画素もの解像感があるの~?ってさすがに等倍鑑賞でカリッカリというわけではないんですが、JPEGで5000万画素書き出しならかなりの解像感。
いやー、十分にすごい解像感あるんですよね。
↓ E-M1 markIIのハイレゾショット
追記 : E-M1 markIIと同じマイクロフォーサーズ機のLUMIX G9 PROのハイレゾショット同等機能ハイレゾモードだとE-M1 markIIより高精細で等倍鑑賞も耐えうる描写性能です。
えっ!α7RIIIもピクセルシフトマルチ撮影
α7RIIIも、ハイレゾショットと同じようなセンサーシフトによる高解像処理が可能です。
最終出力解像度こそ変わらぬ4240万画素ですが、計4ショットで実質色補完なしという状態にできるので、これまたとてつもない解像感を持つ画像が生成できます。
生成できますっていうのも、一つ残念なことに、この処理はPCでの後処理合成でしか対応していない点です。
ただ、サンプルを見る限りとてつもない写りになっています。
ほ、欲しい…
AF/AE追従秒間10コマの高速連写
AF追従で秒間10コマ撮影!!
すごい!確かにすごい!
しっかし、E-M1 markIIもメカシャッターで秒10コマ撮れるんだよなぁ。
しかも電子シャッターなら18コマでAF追従。
電子シャッターといえども、ローリングシャッター現象は非常に出にくい仕様。
確かにフルサイズの4240万画素でその秒10コマ連写はすごいんだけど。
動体撮影しても4240万画素か…
確かに動体は被写体追うので精一杯だから、フレーミングはトリミングに依存するんだよね…
ほ、欲しい…
センサーゴミ問題
これαシリーズは不評ですよねぇ
めっちゃゴミ付きやすいとか。
かたや、E-M1 markIIはめっちゃ雑にレンズ交換しているのにまだ一回もゴミ写りを確認してないんですよね。本当すごいと思いますよ。オリンパスのアンチセンサーダスト機能スーパーソニックウェーブフィルターは!(すごい名前)
まあ、でもブロアーでこまめにプシュプシュすればいいじゃない。
スポット修復ブラシがあるからいいじゃない。
ほ、欲しい…
ボディ内 5軸手ブレ補正
α7RIIIも5.5段分ということでめっちゃ期待しているんですが、実際の手振れ補正効果と、それを表す段数ってあくまで目安にすぎず、全然その通りでないというのが通説です。
α7IIあたりの人のことを聞く限り、全然E-M1 markIIは元よりその他OM-Dの手振れ補正にも全く敵わないらしいんですよね。
しかし、その段数が上がって期待はしていますが、E-M1 markIIと12-100mmのアホみたいな手振れ補正効果を経験してしまうと、並大抵の手振れ補正では満足できないと思いますが、どうなんでしょう。
しかし、そもそも手持ちで何秒も開けられるのが異常だし、長秒手持ちは精神的にも疲れるし、風景なら素直に三脚使えばええやん。
ほ、欲しい…
(だいぶ、無理やりっぽくなってきた)
防塵防滴
α7RIIIは防塵防滴に配慮した設計ということらしいです。
配慮……
過酷な現場でない限り、実際には問題ないとは思いますが、E-M1 markIIのように、半分川に沈めて撮影したり、水洗いするような非合法な人には流石に耐えられない(カメラが)のではないかと思われます。
自分なんか、山に登るわけでもなければ、家からも出ないので、防塵防滴なんて全く猫に小判なんですよね。
ほ、欲しい…
チルト液晶
チルト液晶はそれはそれでいいのですが、縦位置への液晶角度対応ができないので、バリアングルの方が好きなんですよね。
けっこうローハイアングルだと、奥行き感や高さ感を出すために縦構図が多くなるので、それに対応できないのがチルトだと残念なんですよね。
でも、画面見えなくて構図決めれなくても、フォーカスさえなんとか合えば、あとはトリミングすればいいんじゃない?4000万画素だし。
ほ、欲しい…
レンズ
GMレンズたけーよ(笑)
キヤノンLレンズをもはるかに凌駕する市場価格です。
まあ、生産数も違えば、写りもすごいのだとは思いますが、にしても高い(^^;
いっぽう、マイクロフォーサーズはその点いくらか気が楽です(笑)
標準F2.8ズームならお値段1/3です。
ちょっと頑張れば大三元コンプができます!
でも、簡単にコンプできちゃって物足りないですよね~。
(簡単でもないし、コンプすらしていない)
あと魅力的なレンズがちょっと足りないかなぁという感じもしなくはないです。(201908追記:この記事を書いてから2年近く経とうとしていることもあり、ソニーにも魅力的なレンズがかなり増えました。)
全然想像していなかったのに、マイクロフォーサーズが意外と魅力的なレンズ沼ズブズブなんですよね(^^;
マイクロじゃないフォーサーズがまたすごいの多くて困ります。
こんな化け物標準ズームレンズもあります。(ただし1kg超)
え、ソニーじゃない方のツァイスがAFで?!
ぐぬぬ、ほ、ほ、欲しい。
瞳AF
一応オリンパスにも顔瞳AFはあるのですが、α7RIIIのそれは凄すぎます。
被写体の瞳に喰らい付いたら、うつむこうが、踊ろうが絶対AF枠が離さない。その上、顔の斜め前後具合が左右入れ替わっても瞬時に手前側の瞳に飛びつく。
本当すごい性能とアルゴリズムだと思いました。
凄すぎる!クッソ欲しい!!
価格
というわけで、結局これでしょ
おいおいおい pic.twitter.com/pe9G0eh1Vd
— toshiboo⛅ペンタックス大好き (@toshiboo) 2017年11月7日
軽く一通り揃えると、軽く100万超えます(笑)
いきなりGM大三元揃えるからや!と言われそうですが、どうせどのみち欲しくなりますよ。
だったら最初からと思うのですが、さすがに躊躇というか、回れ右してしまう合計金額です。
か、買えん!!(笑)
というわけで、全く不満のない超高性能なE-M1 markIIの能力を再確認しながら、α7R III欲を抑えるつもりが、結果さらにどんどん欲望がエスカレートしていく羽目になりました(^^;
逆に言えば、E-M1 markIIの性能で確実に劣勢なのはと言えば、瞳AFくらいですよね。よね?
あとはそうなんですよ、一番の違いはレンズ交換のたびに、でかいセンサー見てテンション上がるか上がらないかという違い(笑)
なぜα7RIIIが欲しいかを考えてみると…「レンズ交換のときにデカいセンサーが見えてテンションが上がる」
まぁ、Canon EOS 6Dの時撮った写真見返してみても、E-M1 markIIより綺麗かといえば、そうじゃない方が全然多いですよ。
いくらフルサイズの4240万画素だからといっても…
ああ、考え出すと余計欲しくなるだけなんで、ここら辺でお開きとさせていただきます。ご静聴ありがとうございました(^^;
ほんと、買い(え)ませんから!
とりあえずこれならなんとか買えそうなので、オールドレンズ沼にズブりたい気もしますw
201908追記:発売当初に比べれば随分お手ごろになりましたね(まだ買えない)