E-M1 markIIのファームウェアアップデート2.0がきましたね〜
スモールターゲットなかなかいい感じですね。
若干、低コントラストな状況だと迷いやすいような気もしますが、ピンポイントで狙えている分、安心感はありますね。
新アートフィルター ブリーチバイパス
E-M10 markIIIに搭載されてた新アートフィルター、2種類の「ブリーチバイパス」がこのファームアップでE-M1 markIIにも搭載されました。(PEN-F、E-M5 markIIにもファームアップで対応)
オリンパスのアートフィルターというのは、種類は多いのですが極端なものが多く、自分的には使えるものがあまりないなぁと今まで感じていました。
今回搭載されたブリーチバイパス(特に2)は他のフィルターに比べるとナチュラルで、GRのブリーチバイパスに近くてとても好印象です。
早速、お写ん歩スナップで使ってみましたが、街の寂れ感と非常にマッチしてよかったです。
若干ぼかし?が入るのが好みの分かれるところでしょうか。
ピン甘のようにも見えなくはないので、欲を言えば強弱設定が欲しかったです。
ミラーレスだとEVFでその撮影結果をリアルタイムに見ながら撮れるので、よりテンションが上がります。
他のアートフィルターを再評価してみる
E-M1 markIIを購入した当初は、フラッグシップ機なのにアートフィルターモードがダイヤルに設定してあるとか、小馬鹿にしてしまって使いもしませんでしたが、実はスナップ機としてもとても使いやすいカメラですので、アートフィルターを今一度見直してみることにしました。
意外とアートフィルターの一覧がない
ググってみても意外とアートフィルターの効果が同じ写真で比較できる画像があまりないので作ってみました。
アートフィルター
- ポップアート1,2
- ファンタジックフォーカス
- デイドリーム1,2
- ライトトーン
- ラフモノクローム1,2
- トイフォト1,2,3
- ジオラマ1,2
- クロスプロセス1,2
- ジェントルセピア
- ドラマチックトーン1,2
- リニュクレール1,2
- ウォーターカラー1,2
- ヴィンテージ1,2,3
- パートカラー1,2,3
- ブリーチバイパス1,2
ピクチャーモード
- i-Finish
- Vivid
- Flat
- Portrait
- モノトーン
- 水中
- Natural
撮影は、一回のシャッターで複数のアートフィルターを生成してくれる、アートフィルターブラケットを使用しました。
一回のシャッターでとんでもない数の画像が生成されます😅(生成するフィルターは任意に選択可能)
まあ若干、この画像では効果がわかりにくいフィルターも多々あります(パートカラーやウォーターカラーやジオラマなど)
個人的には、一体何に使うんだ?と思えるようなのも多々ありますが😅、何れにしても被写体にマッチしたフィルターを選択する必要があります。
こうやってみてみると、デイドリームやドラマチックトーンなど、ちょっとわざとらしいのに、ハマるとなかなか秀悦と思えそうなフィルターも多いです。
フィルターによっては周辺減光やフレームなど各種設定もありますが、やはりちょっと効果が強すぎる気もするので、効果の強弱設定があるともっと使いどころが多くなるのにと思います。
OLYMPUS viewer 3 v2.4で、さらなる新アートフィルターも
OLYMPUS謹製RAW現像ソフト、OLYMPUS viewer 3 v2.4を使用するとPEN E-PL9に搭載されたもののE-M1 markIIには非搭載のアートフィルター、ネオノスタルジーも現像できます。
ただ、このOLYMPUS viewerは露出補正をいじって、画面に反映されるまで8〜10数秒かかるので、全く使い物になりませんが😅 (iMac2012Late 3.4GHz Core i7 32GB RAM / OS X El Capitan)
これもハマれば面白い写真になりそうですが、やはり効果がちょっときつめです。
はじめのうちは、アートフィルターブラケットに3種類程度登録してスナップ撮り歩きをして、後から取捨するのが手軽に楽しめるかと思います。そうやっていくうちに好みを見つけられそうですね。
自分の場合は、デイドリーム2、ドラマチックトーン2、ブリーチバイパス2あたりで試してみたいなと思います!
ヴィンテージI
ドラマチックトーンI
ラフモノクロームII
デイドリームII
意外とヴィンテージI が好きかもしれん…
ブリーチバイパス1,2のLightroomプリセット
なんと タケル (id:sfTKL) さんがどのメーカーのカメラでも、オリンパスのプリーチバイパス風現像が楽しめるようにLightroomのプリセットを制作され公開されてます!
なかなか秀悦なプリセットとなっております。
それをさらに自分好みにごにょごにょすると、かなり使用頻度が上がりそうです。