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超コンパクトなのに高剛性!カーボン5段トラベル三脚 Leofoto LS-225C+EB-36 レビュー

旅行の時にちょっとしたトラベル三脚があったらいいなと思いポチってみました。

中国のLeofotoというメーカーなのですが、思いのほかめちゃくちゃ作りが良かったのでレビューしてみたいと思います。

かなり質感も高く、ちょっと使ってみたらめっちゃ良いので大きい三脚もGITZOじゃなくて、Leofotoにしようかと思ってしまったほどです。

今回購入したのはLeofotoレンジャーシリーズ、5段カーボン三脚のLS-225Cに EB-36という、これまたコンパクトな雲台がセットになったモデルです。

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カーボン5段トラベル三脚 LS-225C


センターポール無しでめっちゃコンパクト!

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付属品はケースと工具とカラビナになります。

かなりしっかりしたケースです。

カラビナはウエイトをぶら下げるために使えます。

センターポールがないため、折りたたんだ状態が非常にコンパクトです。


所有の三脚、ベルボンのエル・カルマーニュ635と比較してみると…

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当然ながらめちゃくちゃコンパクトです。

収縮時の全長は約45cm(雲台込み)

周囲径は中間部で約17.5cm

掴んで指が一周する程度の太さです。


全伸長と一段縮めた長さ

センターポールがなくても5段もありますので全伸長は約126cmにもなります。

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後付けのセンターポールが付属するモデルもあるようですが、自分が購入したものは付属していませんでした。

安定性や利便性を考えると無くてもいいかなとも思います。


全部伸ばした状態でも十分な剛性はあるのですが、一段縮めて使用すると当然より剛性感が増します。

一段縮めた状態で約102cmになります。

流石にファインダーを覗きながらの撮影は辛くなりますが、パリアングルやチルトなどのマルチアングル液晶モニターならこのくらいの高さでも実用的です。

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めっちゃ軽い

重さは雲台込みで995g


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なんとキッチンスケールで量れてしまいました。

雲台のみの重さは232gです。


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差し引き脚だけだと763gという超軽量仕様です。


押し込むと径が可変する雲台取り付けネジ

一見3/8インチの太いネジ径ですが、外周を押し込むと1/4インチネジがひょっこり顔を出します。


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これなかなかナイスアイデアですよね。

ネジ径変換アダプターが雲台にはまって取れなくなることもなくなります(^^;


ローアングルボジションは2段階

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サイドの止め金具をアンロックすると開脚角度が変えられます。

一番開いた状態だと高さ約12.5cmとなり、超ローアングル撮影が可能です。


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2段階目で脚を全格納させた状態だと約30cmの高さになります。


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細い脚なのに剛性感が高い

耐荷重重量4kg

パイプ径は上から22、19、16、13、10mmになります。 10mmって。

こんな細い脚でもかなりの剛性があり、下手するとカーボン3段のエル・カルマーニュ635(パイプ径28、25、22mm)よりも強度があるんじゃないかという感触があります。

脚の剛性感とカーボンを叩いてみた音の違いを動画にしてみました。

全伸ばしでも真上からの荷重にはびくともしません。

流石に脚を直接掴んで揺すると動きますが、一段縮めるとかなり動きが少なくなります。

Leofotoはカーボン三脚は、脚の素材として東レの10層カーボンを使用しているらしく、ベルボン エル・カルマーニュ635に使われているカーボンよりかなり密度の高そうな音がします。



Leofoto LS-225 剛性感とカーボンの打音比較


雲台 EB-36 も作りがよい

付属の雲台は EB-36 です。ボールロックのトラクションの固定機能こそありませんが、ひととおりの機能を備えて、超コンパクトながら非常に高精度な作りをしています。

安い雲台にありがちなボールを締めた時のズレは35mm換算200mm程度で使ってみたところほとんど感じませんでした。


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上の写真には写っていませんが裏側にもノブがありベース部分もパンニングさせることができます。(パン1)

クイックシュー側にもパンニング機能がありますが、パンが2ヶ所ある理由はよくわかりません(^^;

使い分け方をわかる方がおられたら教えてください。

【追記】2つのパンの意味は、雲台の首を倒したときに回転角度が別のものとして使えるからではないかと教えていただきました!なるほど目から鱗です! これは便利そうですね。ありがとうございました!

ただし首を倒した場合、三脚が小型なので設置するカメラの重量は気をつけましょう。以上追記でした。


クイックシューベース上面にレベラーも備わっています。

ほんとはここより雲台下の三脚上面に欲しいところですが。


まとめ

という感じで、かなり軽量コンパクトなのにめっちゃ作りの良いカーボントラベル三脚となっています。

もちろんGITZOは良いのでしょうが、お値段は数倍しますし、トラベラーは設置時に脚を反転させるのが一手間だったりするのでちょっと購入には躊躇していたんですよね。

そんなところにこのLeofotoレンジャーシリーズの存在を知って、ダメ元のつもりで買ってみたら非常に良かったので、冒頭にも書いたように大型のやつもLeofoto買ってみようかという気分になっています。

ちなみに自分は今回eBayで購入してみました。価格は166£(GBP)でした。

完全英語オンリーですが、英語が苦手な自分でもなんとかなりました。

さらにちなみに購入したセラー(ショップ)は johnny_uk2014 で、いつ届くんだろうと思っていたらいつの間にか届いていました(笑)どうやら最初にすぐ届いたメールが発送しましたよメールだったのかもしれません。

注文して6日で届きました。


日本ではWide Tradeが正規代理店として販売されています。

脚はLS-225Cと同じですが、雲台はLH-25 というものになります。レビューによるとセンターポールが付属しているようです(詳細は各自ショップにご確認ください)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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違うショップ?と思われますがAmazonにも取り扱いがあります。