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カメラでハッピーライフ!

初めてのGoPro(Hero9) めっちゃ使いにくい件

GoPro

2020年9月、GoPro Hero9を発売開始のタイミングで購入しました。

Youtubeを始めたので、GoProでどんどん動画撮影してやろうと意気込んでました。

アクションカムといえばGoPro。老若男女使っているイメージで、他のカメラに見向きもせず購入しました。

筆者としては初めてのGoProということもあってか、思っていたよりもはるかに使いにくかったので、そのことを記しておこうと思います。


タッチ液晶反応悪すぎ

タッチ液晶

何はともあれこれに尽きるでしょう。

とにかくタッチパネルの反応が悪い。

ファームウェアアップデートで”まし”にはなったものの、それでも最悪レベルで悪い。

反応しない → 何回も押す → 意図せぬ動作 の繰り返し。


せっかく液晶保護フィルムも買ったんですが、すぐに剥がしました。でも保護フィルムの問題ではなかったです。

タッチの反応も悪ければ処理的な応答速度も悪いのでほんとイライラMaxです。


UIもひどい

UI悪い例

この画面、どの階層辿って出したかも思い出せませんが、いきなり戻るボタンが表示されません。

すなわち戻るボタンがあることすらわからないのです。

設定後どうしていいかわからず固まりました(自分が)

答えは下スクロールすると戻るボタンが現れます。

これはほんの一例にすぎませんが、UIもメニューの構成もわかりにくく、目的の設定にたどり着けないことも多々あります。

先ほどのタッチ反応の悪さとの相乗効果はものすごいです。


GoProマウント使いにくい

Goproマウント

物理的な使い勝手もかなりひどいです。

この本体側の蝶番みたいな羽を起こしてスリット状に噛み合わせ横からネジ止めするGoProマウントですが、これまた使いにくい。

頻繁に付け外ししないなら、それなりに頑丈そうなのでその点は良いと思います。

面倒なのは置いといても、ネジの持ち手が小さいのでしっかり締めることが難しく、しっかり締めすぎると素手では外しにくくなってしまいます。

特に上の写真のようにメディアモジュラーを装着した状態では指の入る隙間もなく、さらに素手で締めるのが困難になります。

結構締めたつもりでも動いちゃうんですよね…。自転車につけてたらいつの間にかずっと空を撮ってたことも。


もう一つのマウント

あと、これはなんていうのかわかりませんが、クイックシューみたいなやつも固すぎて付け外しで怪我するレベルです。

あくまで「アクションカム」ですから簡単に外れてはならない前提の設計でしょうが、先のGoProマウントと合わせてどうにか改良して欲しい部分です。


ふた開ける時、怪我する

蓋の爪

バッテリーとマイクロSDが格納されている部分のふたですが、このわずかな突起に指の爪を引っ掛けて下に結構な強さで引っ張る必要があります。

爪がもげそうです😂

もう、ここの開け閉めが苦痛でなりません。

メディアモジュラーの装着も同様の形式です。

ここを開けずに運用と思ったらUSB-C端子もこの中です。

メディアモジュラーを取り付けてしまえばUSB-C端子も外につきますが、バッテリー交換はやっばり外さなきゃいけませんし、Macへの取り込みもGoPro本体からだとなんだかうまくいきません😂


意外とデカイ

GRと比較

素の状態だと許せるんですが、メディアモジュラーを付けてしまうともはや立派なコンデジ級です。

GRと比べて横幅こそ小さいものの奥行きや重さはあるのでポケット収納時はGRの方がコンパクトに思えます。

この大きさなら1インチセンサーくらい載せて欲しいところです。(現状のセンサーサイズはわかりませんが)


フリーズする

結構な頻度でフリーズしてくれます。

特に電源が入らなくなることが何度かありました。

こうなるとバッテリーを抜くしかないのですが、メディアモジュラーでGoProマウント付けていたら超めんどくさいです。

硬く締めて素手では外しにくいGoProマウント外して、爪が剥がれそうな蓋を開けてメディアモジュラーを外して…なんて手順ですので、もう撮影やめようかと思うくらいです。まじで。


暗所の画質が最悪

暗所の画質

暗所というほど暗所じゃない、曇天日中の日陰程度で見れたもんじゃない画質になります。

高感度ノイズと電子手ブレ補正が相まって、絵全体が”にじにじ”としてウォブリングのような動作も頻繁に入ります。

晴天時の画質を期待していると非常に残念に思ってしまいます。


良い点

散々、イマイチと感じた点を書きまくってしまいましたので、フォローじゃないですが最後に良い点をまとめておきたいと思います。


たぶん堅牢

単体で防水性能が水深10mです。 本格的なダイビングでもしない限り問題なさそうです。

見た目的にですがかなり頑丈そうなので、こういった部分がさすがアクションカムの王者といったところでしょうか。


日中明るいとこでの画像の安定性

日中明るいところでは、文句のない画質を見せてくれます。

特にリニア+水平維持 に設定した状態では手ブレ補正の領域を超えた抜群の安定性を見せてくれます。

自転車をフラフラ運転してても全然揺れないんですよね。


松江市内をサイクリングしながらアテレコトーク #045


取り回しの良さ

クリップ

前述の通り、付け外しには難点が多いものの、このクリップマウント?を付けていると簡単にいろんな場所に設置できて便利です。

特にこのまま車のメーターの庇に挟むとすぐ車載カメラにもなります。


まとめ

初めてのGoProだったということもあり、イマイチな点ばかりが気になってしまいましたが、「アクションカム」として考えれば、やはりこの上ないカメラなのだろうなと思います。

操作性や使いにくさはなんとかユーザーの努力でカバーするにしても、暗所の画質だけはどうにもならないです。

これから購入する人にとっては、ここが割り切れるかどうかが判断するべき基準の一つではないでしょうか。

個人的には「アクション」的な使い方より「Vlog」的な使い方がメインとなりますのでDji Pocket2の方がよかったかなぁなんてちょっと思っちゃってます。まあ、GoPro買った時にはまだPocket2の発表すらされてませんでしたんでしょうがないですが😅

散々悪口を言ってしまいましたが、これから購入を検討される方の一助になれば幸いです。