7月16日ソニーが、新型フルサイズミラーレス「α7RIV」を発表しました。
ライブストリーミングまでして発表した割にはあっさり終わってしまってちょっと肩透かしを食らった感じです。
まあ確かにもともとダントツで先頭を走っていたのにさらに他者を(社)引き離してしまったハイスペック高画素モンスターカメラではあったのですが。
ちょっと内容をおさらいして雑感を付け加えたいと思います。
- 6100万画素
- APS-Cでも2600万画素
- ピクセルシフトで2億4000万画素
- 567点像面位相差AF
- 576万ドットEVF
- 15段のダイナミックレンジ
- グリップが大きくなった
- 動画は
- 両スロットともUHS-II対応
- α7R IIIと同じとこ
- 価格は3,500 USドル、発売は2019年9月6日
- まとめ
6100万画素
いやーすごいですね61MP。
ちなみに先代α7R IIIが4240万画素です。これでもトップクラスの高画素だというのに。
とりあえず多くの方はまずパソコンから買い替える必要が出てきそうです💦
ほんとこれ・・・
— kikiprio (@kikiprio) 2019年7月17日
PC・ストレージ周りで70~100万くらい予算が欲しい https://t.co/vnzgzW7qvP
Photoshopでレイヤーを重ねて…とかやろうと思ったらかなりのスペックが要りますね。
RAWで連写してたらあっという間にテラがなくなりそうですね。
iMacの買い替えでAppleに相談させてもらった時、5000万画素10レイヤーで編集できるマシンを聞いたら中の人たち同士で相談を始めて軽くざわついたくらいですので、さらに6100万画素となるとかなりのハイスペックが要求されそうです。
APS-Cでも2600万画素
容量的にも6100万画素の常用はキツイなぁと思ったんですが、APS-Cクロップでも2600万画素あるってすごいですね。
テレコンやらD500やらいらなくなる感じかもしれません(笑)
ピクセルシフトで2億4000万画素
2億4000万画素、すごすぎて訳がわかりません。
またカメラ内での合成はできないんですかね?これができるとかなり実用性が上がると思うのですが、 16枚合成モードをあるらしいのでさすがに無理ですかね。
LUMIX G9 PROのハイレゾ8000万画素でもすごい見えちゃいけないとこまで見えちゃうんですが、さらに中まで見えちゃうかもしれません。
567点像面位相差AF
先代α7R IIIの399点、399が素数じゃなかったことをびっくりした記憶も新しいですが、今度は567点です。
実用上どの程度の差があるのか想像もつきませんが多いのは良いことです。たぶん。
576万ドットEVF
先代は約369万画素。
最高スペックを誇っていしたLUMIX S1/S1R と同等となりました。
15段のダイナミックレンジ
ちょっと普通がどれくらいかわかんないんですが、先代α7R IIIがS-Log3で14ストップとのことです。 動画に限った話なのかどうなのか。
グリップが大きくなった
画像を見てる限り、グリップが(かなり?)大きくなっているように見えます。
実際に握ってみないとなんとも言えませんが、これは期待できます。
動画は
4K30P止まりですが、α7R IIIと同じくスーパー35mm時では画素補完なし全画素読み出しとなります。
ソニーのカメラで初めてリアルタイム瞳AFに対応したようです。
両スロットともUHS-II対応
安心のダブルスロットですが、両スロットともUHS-II対応となりました。
スロットの上下がまともな順番になってるといいなぁ。
(順番がまともになったようです!)
メモリースティックはようやく廃止されたようです。(まだあったのか…)
α7R IIIと同じとこ
- 5.5段分の5軸手ブレ補正
- AF/AE追随最高約10コマ/秒
- ISO感度 100-32000(標準)
- バッテリー性能もほぼ同等
- いらない露出補正ダイヤル(ロック機構がついたっぽい)
- 縦位置ロー/ハイアングルがとりずらい2軸チルト液晶
- 何もない左肩
- 妻帯者に優しい嫁バレ防止デザイン
基本的には良くも悪くも変わらぬα7シリーズと言ったところでしょう。
そもそもの先代α7R IIIのスペックが高すぎるので、もはやさらに画素数が増えても嬉しいよりかは、負担増を感じてしまう方も多いかもしれません。
価格は3,500 USドル、発売は2019年9月6日
追記:国内でも発表されました。発売日は2019年9月6日、予約販売は7月23日(火)10時より開始とのことです。
20190716のレートで約37万9,130 円となりますが、実売いくらになるでしょうかねー。
税込42万なら御の字でしょうか?
画素数インパクトの割には良心的かもしれません。
まとめ
正直なとこ、どうも画素数が増えただけという感が拭えなく、個人的にはあまり食指が動きません。
というか、α7R IIIで十二分にハイスペックなんですよね💦
価格差も大きいですし。
もちろん6100万画素、2億4千万画素で撮ってみたい欲はムラムラとあるのですが、他のフットワークがついて行けそうにありません😅
というわけで…
α7R IV買う人、余ったα7R III着払いで送ってくれてもいいですよ?
— toshiboo🌕 (@toshiboo) 2019年7月16日