以前から、見つけたら買おうと思っていた Fujian 35mm F1.7 をアマゾンで見つけたので、すかさずポチってみました。
シルバーかっこいい
Cマウント
Cマウントというのは、もともと16mmシネマ用(シネカメラ)のマウントで、防犯カメラ(CCTV)のマウントとしても使われている(た)ようです。
ねじ込み、スクリュー式のマウントです。
フランジバック(レンズマウント面からセンサー(フィルム)までの距離)が17.526mmととても短く、マイクロフォーサーズの20mmよりも短いため、オフセットさせるマウントアダプターを介して取り付けることとなります。
それだけ古いレンズ(80年以上前?)を買いあつめ始めるとすごい沼が待っていそうですね(^^;
今回購入したFujian 35mm F1.7 はマウントアダプターもセットになった新品の初心者向けオールドレンズ風レンズという感じでしょうか。
シルバーとブラックがあります。
マクロ用のリングアダプターが付属しています。
価格は5,000円程度ととても安価です。
35mm換算で70mmの中望遠、F1.7ととても明るいので、手ごろにオールドレンズ風なボケ表現を楽しむのにとても適しています。
ただ、非常に流通量が少ないのか、人気なのか、Amazonではなかなか在庫がありません。
5,000円とは思えない作り
いろいろセットで5,000円と、とてもお安いですが、非常に良い作りをしています。
もちろんマニュアルフォーカスですが、適度な重みでしっとりとなめらかに動きます。
絞りリングはさすがシネカメラ用のマウントレンズだけあって、クリック感なく、無段階でなめらかに絞り羽根が動きます。
絞りの値は目安が書いてあるものの、全くあてにならないので、実際の数値は開放以外正しくはわかりません。
カメラの自動露出のシャッタースピード変化量で逆算すればわかると思いますが、そこまでする必要はないでしょう。
その絞り羽根は、とても真円に近い形で変化していきます。
羽根の存在を感じさせないくらい、完全とも言える円形絞りです。
マクロリングは2つ付いている
残念(私が)なことに、無限遠が出ないやん!(遠くの物にピントが合わない)と試し撮りほどして返品してしまいました。
これは、後になって気付きましたが、マクロリングが2つ付いているのにひとつしか外していなかったためと思われます。…😫😫😫
この記事を書いている途中で気がつきました。
Amazonさんすみません。次に在庫が出たら買いもどします。
自分自身も待望の購入だったので、アホな自分が悔やまれます。
なので、カメラとのフィッティングと近接での作例をほんのちょっとほど紹介させていただきます。
開放F1.7で撮影、JPEG撮って出しです。
しっかりした描写なのに、すごく程よいオールドレンズ感なのでびっくりです。
ピントが合っているところはちゃんと描写していて、ボケもざわつきそうでざわつかないような、ぐるぐるしそうでぐるぐるしなさそうな絶妙なところをキープしています。
色にじみなんかも出てはいますが、オールドレンズの開放とは思えないくらい、全然使える写りです。(オールドレンズではないですが)
作例が少なすぎるので、逆光や遠景など様々なシーンでの判断はつけかねますが、すごくバランスの良く雰囲気の作りやすいレンズだと思います。
いやー、本当自分の勘違いが悔やまれます。
中望遠でのお散歩スナップに最適なんじゃないかなと思います。
中望遠とかマクロでのスナッブは、自分がいつも見ているものよりもクローズアップして切り取る感じですので、普段気づかないものが見えたりして、感受性を高めるのに最適ですよ!
ブラックは在庫がある模様(20171112現在)
マウントアダプターセットではないですが他にもいろいろあります
マイクロフォーサーズ用マウントアダプター単体はこちら